“細”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほそ30.8%
こま25.1%
こまか22.0%
ほっそ6.1%
ほっ3.8%
さい2.4%
2.1%
ほつそ1.4%
ぼそ1.4%
くわ1.0%
ほつ0.7%
コマ0.5%
つぶ0.3%
0.3%
こまや0.3%
こまッ0.3%
くはし0.2%
0.2%
ささや0.2%
つまび0.2%
ほせ0.2%
ほそま0.2%
ほそめ0.2%
コマカ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠方へ、おにいってしまわれたのよ。」と、おさまも、そのさんのことをされたように、くしていわれました。
青い花の香り (新字新仮名) / 小川未明(著)
『申し難いが、かいをすこし、お持ち合せはないか。実はかくの通り、単衣まで質に入れてしまったので、金策に出られぬ始末』
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
太吉は全く火の燃え付いたのを見て、又の竹を取り上げて小刀でを明けめた。白いな粉がばらばらと破れた膝の上に落ちる。
越後の冬 (新字新仮名) / 小川未明(著)
……ふと心附いて、のごとくんで、手もて取って引く、女の黒髪が一筋、糸底を巻いて、耳から額へりと、頬にさえっている。
薄紅梅 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
どう見ても千浪のそりしたに間違いないので、時やその他の不合理を疑う余裕もなく、すぐ身をひるがえして後を追って行った。
剣難女難 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
に入りるのは学術の本義ですけれども、学生時代に色々な学説を聞かされるということはなり厄介に感ずるものです。
人工心臓 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
っそりとしたおもてに、縁無しの眼鏡がよくうつり、美学の先生といっても、これ以上、美学の先生らしいのはちょっとあるまいと思った。
西林図 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
……は、薄色縮緬紋着單羽織を、り、ぎすな撫肩にすらりとた、けて、桔梗色風呂敷包つた。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
とうとう、少年は、がりの中にいるのが心くなってきた。日はもうとっくにれかけているのに、あかりがともらないのだ。
『俳星』に虚明の「お水取」といふ文があつて奈良の二月堂の水取の事がしく書いてある。余はこれを読んでうれしくてたまらぬ。
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
その白いそりとした指先が、中の灯の明りを受けて、どうかすると、上簇中ののやうにほの紅く桜色に透き通つて見えた。
乳の匂ひ (新字旧仮名) / 加能作次郎(著)
の花に似てゐながら、もつとやかな、——繪にある佛の花を見るやうな——。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
交通輸送の状況等をさに調査した後、に東清鉄道沿線の南満各地を視察しつつ大連、旅順から営口を経て北京へ行った。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
陽に光るましいにわとこや、まかく鋭いおうちの若葉が茂る間にライラックの薄紫の花が
ガルスワーシーの家 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
汝の律法の絲はかなれば、汝が十月にぐもの、十一月のまで保たじ —一四四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
花松魚紙袋へ入れて置くのだが、是も猫鰹節かに削ったものさ、海苔一帖四銭二厘にまけてくれるよ、六つに切るのを八つに切るのだ、是にを添えて出す
大倭根子日子賦斗邇の命黒田廬戸の宮にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、十市の縣主の祖、大目が女、名は比賣の命に娶ひて、生みませる御子、大倭根子日子國玖琉の命一柱。
したがつて彼女の頭に浮ぶ結婚生活はをかしい位に家事向きのことで一杯になつてゐた。お裁縫だの、洗ひ張りだの、糠味噌の塩加減、野菜の煮方、その他ましたことが彼女の空想を刺戟した。
医師高間房一氏 (新字旧仮名) / 田畑修一郎(著)
妻の働いているうちは、どうか持堪えていた家も、古くから積り積りして来ている負債のに取られて、彼はかな小屋のなかに、うじて生きていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
に記して曰く、らかに其の進修の功をうに、日々になるありて、月々に同じからず、に四春秋を越ゆるのみにして而して英発光著の如し、四春秋ならしめば
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
『お定さん、え柱だなす。』と大工の娘。奈何様、太い材木を不体裁に組立てた南部の田舎の家に育つた者の目には、東京の家は地震でも揺れたら危い位、柱でも鴨居でも細く見える。
天鵞絨 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
ボートに乗っていた相手は次郎で、この写真を引伸して呉れたのだと見せると、他吉の眼は瞬間ったが、すぐ眼をむいて
わが町 (新字新仮名) / 織田作之助(著)
ここに天照らす大御神しとおもほして、天の石屋戸をに開きて内よりりたまはく
い小さい雪はかたまって大きい形になって落ちて来ます。
無題(一) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)