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『墨汁一滴』
ふりがな文庫
『
墨汁一滴
(
ぼくじゅういってき
)
』
病める枕辺に巻紙状袋など入れたる箱あり、その上に寒暖計を置けり。その寒暖計に小き輪飾をくくりつけたるは病中いささか新年をことほぐの心ながら歯朶の枝の左右にひろごりたるさまもいとめでたし。その下に橙を置き橙に並びてそれと同じ大きさほどの地球儀 …
著者
正岡子規
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約2時間33分(500文字/分)
朗読目安時間
約4時間15分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
直
(
あた
)
投
(
とうず
)
女
(
おみな
)
附
(
つけて
)
索
(
たずぬ
)
入
(
にゅう
)
尽
(
つくし
)
戯
(
たわぶれ
)
幾許
(
ここら
)
坐
(
いま
)
向
(
むかい
)
及
(
また
)
冷
(
ひややか
)
恐
(
かしこ
)
細
(
くわ
)
本
(
ふみ
)
況
(
まい
)
井
(
せい
)
仰
(
おおせ
)
申候
(
もうしそうら
)
交
(
まじわり
)
誰
(
たが
)
串
(
つらぬ
)
称
(
かな
)
他
(
かれ
)
與
(
よ
)
鶴
(
たず
)
暁
(
あかとき
)
不可
(
ふか
)
貯
(
たくわえ
)
間
(
ひま
)
初
(
しょ
)
写
(
かか
)
清
(
すが
)
承
(
うけ
)
苦
(
くるしみ
)
旧
(
も
)
寐
(
いぬ
)
書
(
かき
)
結
(
むすび
)
妾
(
しょう
)
逸
(
いつ
)
吾
(
あれ
)
些
(
いささか
)
写
(
か
)
免
(
めん
)
飯
(
いい
)
験
(
けん
)
退
(
しりぞ
)
舎
(
お
)
懐
(
おも
)
恁
(
かか
)
御書
(
みふみ
)
揺
(
うご
)
御
(
み
)
文
(
あや
)
旁
(
つくり
)
崩
(
ほう
)
明
(
あきらか
)
姨
(
うば
)
女
(
め
)
大
(
おおき
)
呪
(
まじない
)
此
(
ここ
)
鍛
(
きたう
)
午刻
(
ごこく
)
難有
(
ありがたき
)
傍
(
かたわ
)
直
(
ただち
)
頁
(
おおがい
)
企
(
くわだて
)
爾
(
し
)
下
(
しも
)
画
(
かく
)
丈夫
(
ますらお
)
更
(
か
)
傷
(
そこな
)
曰
(
いわく
)
我
(
わが
)
禿
(
ち
)
木綿
(
ゆう
)
鯉
(
ごい
)
面
(
おも
)
年
(
とせ
)
夜半
(
やはん
)
掛
(
かけ
)
乳臭
(
ちのか
)
此
(
かく
)
填
(
うず
)
種
(
だね
)
種々
(
くさぐさ
)
子
(
ご
)
児
(
ちご
)
汲
(
くま
)
尋
(
つい
)
別
(
わかれ
)
終宵
(
しゅうしょう
)
誨
(
おしゆ
)
真箇
(
しんこ
)
雑
(
ぞう
)