“夜半”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よなか56.5%
よわ16.3%
よは15.7%
やはん9.8%
ヨハ0.7%
さよなか0.3%
やは0.3%
よはん0.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「いや、まだ夜半よなかだが、お前に良いものを見せてやる、相手は思ひの外手剛いかも知れない、拔かりもあるめえが、十手じつてを忘れるな」
中に、千鳥と名のあるのは、蕭々しようしようたる夜半よわの風に、野山の水に、虫の声と相触れて、チリチリ鳴りさうに思はれる……その千鳥刈萱。
玉川の草 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
今かゝる哀れを見んことは、神ならぬ身の知る由もなく、嵯峨の奧に夜半よはかけて迷ひ來りし時は我れ情なくもかどをばけざりき。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
このごろ、毎日のごとく夜半やはんからあかつきにかけて空襲警報が鳴る。しかし多くは、空襲警報だけに終って、敵機の投弾とうだんは、ほとんどなかった。
英本土上陸戦の前夜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
夜半ヨハのほうむを 兵車明々アカヽヽいづるなり。このときめきを 親 知らざらむ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)
この意富多多泥古といふ人を、神の子と知れる所以ゆゑは、上にいへる活玉依いくたまより毘賣、それ顏好かりき。ここに壯夫をとこありて、その形姿かたち威儀よそほひ時にたぐひ無きが、夜半さよなかの時にたちまち來たり。
ロミオ あ、これ、おち。やがて、あのてら塀外へいそとへ、おぬしにわたために、繩梯子なはばしごのやうにあはせたものを家來けらいたせてりませう。それこそはしの夜半やはうれしいこと頂點ちゃうてん此身このみはこえんつな
付添つけそへ酒代も澤山に遣す程に急げ/\と急立ける御定法の早飛脚はやひきやくは江戸より京都まで二日二夜半よはんなれども此度は大岡の家改易に成か又立かの途中なれば金銀を散財まきちらして急がせける程に百五十里の行程みちのり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)