“夜半”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
よなか59.0%
よわ16.0%
よは14.9%
やはん9.0%
さよなか0.4%
やは0.4%
ヨハ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“夜半”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.3%
文学 > 日本文学 > 詩歌2.9%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)0.9%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
通常われわれの家で夜半よなかに急にさわぎがおこれば、まず泥棒がはいつたか、火事か、もしくは急病人ができたと思うだろう。
殺人鬼 (新字新仮名) / 浜尾四郎(著)
『それから、夜半よなかになったら、済まないけれど、かごを二ちょう、そっと裏口の木戸へ呼んで来ておくれでないか』
夕顔の門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そうだ、もう夜半よわではない。五更といえば明け方である。今橋の上で聞いた七刻ななつ辻集合つじよりあいの合図だった。
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夜半よわの海鳴りと共に血のさわぎのまない折はあっても、悲しいとか淋しいとか、今の身を観じたことは一度もなかった。
源頼朝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うらぶれし良家りやうかむすめの、ちゝ病氣いたつきなるに、夜半よはへるみちなりけり。
婦人十一題 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
につらき夜半よは置炬燵おきごたつ、それはこひぞかし、吹風ふくかぜすゞしきなつゆふぐれ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
昨夕さくゆう横濱よこはま入港にふかうせし英國エイこくぼう郵船ゆうせんは四五にちぜん夜半やはん
迫ったひたい、長い睫毛まつげ、——すべてが夜半やはんのランプの光に、寸分すんぶんも以前と変らなかった。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
ここに壯夫をとこありて、その形姿かたち威儀よそほひ時にたぐひ無きが、夜半さよなかの時にたちまち來たり。
それこそはしの夜半やはうれしいこと頂點ちゃうてん此身このみはこえんつな