“殆”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほとん58.6%
ほと30.8%
ほとんど8.4%
あやう0.8%
ほとほ0.4%
あぶな0.1%
あや0.1%
あやふ0.1%
うたが0.1%
ちょう0.1%
0.1%
0.1%
ホトンド0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
をさむる人もなし」などいへる「も」はど意味なき「も」にて「人なし」「人来ず」といへると大差なければ理窟をば含まず
あきまろに答ふ (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
しかし『赤い鳥』ではそれがんど全部変名になっていて、随分意外な方が、意外な題目で書いておられるのもちょっと面白かった。
「茶碗の湯」のことなど (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
寺にゐた間は平八郎がも物を言はなかつた。さて寺を出離れると、平八郎が突然云つた。「さあ、これから大阪に帰るのだ。」
大塩平八郎 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
この「と死にき」をば、しの意にして、胸のわくわくしたと解する説もあり、私も或時にはそれに従った。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
我は可笑しき振舞せんにしからんとおもへば、状師の服を借りて歸りぬ。これをて云ふべきこと爲すべきことの心にかゝりて、其夜はと眠らざりき。
「あれ、おうございますよ。さうして大相召上つてゐらつしやるやうですから、ともかくもお俥でおあそばしまし」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
舜瞽瞍を見てそのめるあり、孔子曰く、この時に於てや、天下うかりしかな、岌岌乎たりきと。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
〔譯〕果斷は、より來るもの有り。より來るもの有り。より來るもの有り。義と智とをせて來るもの有り、なり。のみなるはし。
正しく認識する道は、「多く聞きて疑わしきをき……多く見てわしきを闕く」ことである。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
ぢやけれどの、れた上衣よりはでござろわいの、も分つてある、な娘のぢやで、お前様にいわ、其主もまたの、お前様のやうな、綺麗な人と寝たら本望ぢやろ、はゝはゝはゝ。
二世の契 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
仰向蒼空には、余残の色も何時しか消えせて、今は一面の青海原、星さえ所斑でてんと交睫をするような真似をしている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「果断より来たる者あり、より来たる者あり、勇より来たる者あり。義と智をせてして来たる者あるは上なり。らに勇のみなる者し」
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
その氷の山にうて居るやうな、骨のく戦慄の快感、其が失せて行くのをれるやうに、姫は夜毎、鶏のうたひ出すまでは、、祈る心で待ち続けて居る。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)