“交睫”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まどろ57.1%
まどろみ28.6%
まばたき14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
不※氣がつくと、自分は其處で少し交睫まどろみかけたらしい。お利代は加藤醫師を伴れて來て、心配氣な顏をして起してゐる。
鳥影 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
やをらうごかし、交睫まどろみの醒めたるほどにしんざう
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
仰向あおむい蒼空あおぞらには、余残なごりの色も何時しか消えせて、今は一面の青海原、星さえ所斑ところまだらきらめでてんと交睫まばたきをするような真似まねをしている。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)