“蒼空”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あおぞら66.7%
あをぞら20.4%
そうくう7.5%
あをそら2.2%
おほぞら2.2%
そら1.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“蒼空”を含む作品のジャンル比率
文学 > フランス文学 > 小説 物語21.2%
文学 > 日本文学 > 小説 物語1.7%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.7%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
め組が刎返はねかえした流汁の溝溜どぶだまりもこれがために水澄んで、霞をかけたる蒼空あおぞらが、底美しく映るばかり。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
八カ月の長い間薄暗うすくらい獄舎の日光に浴したのち、彼は蒼空あおぞらもとに引き出されて、新たに刑壇の上に立った。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
そのときは、その下蔭したかげ矢張やつぱりこんなにくらかつたが、蒼空あをぞらとき
三尺角 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
ひかかゞや蒼空あをぞらに、眞黒まつくろくも一掴ひとつかみわしおとしますやうな
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
絶対なるものはその厳酷さによって、人の精神を蒼空そうくうに向かわしめ、無限なるもののうちに浮動せしむる。
蒼空そうくうのうちにおける彗星すいせいの運動を一滴の水のうちにおける滴虫の旋転に従属させる。
岐阜ぎふでは蒼空あをそらえたけれども、あとにし北国空ほくこくぞら米原まいばら
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
いや蒼空あをそらしたときには、なんのこともわすれて、くだけろ、微塵みぢんになれとよこなぐりにからだ山路やまぢ打倒うちたふした。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
——海面うみに浮いて、空を、じつと眺めてゐると、無念無想、蒼空おほぞらの大きく無限なることをしみ/″\とおもふ——
(旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
よしきり(よしはらすゞめ、行々子ぎやう/\し)は、むぎ蒼空おほぞら雲雀ひばりより、野趣やしゆ横溢わういつしてしたしみがある。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
木々の芽のしづかなるかな蒼空そらの音
天の狼 (新字旧仮名) / 富沢赤黄男(著)