“青天”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいてん63.6%
あをぞら36.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小督の失踪は、主上にとっては、青天せいてん霹靂へきれきであった。昨日まで生きいきと輝いていたお顔が、一日の内にすっかり肉が落ちて、目がくぼんできた。
彼等かれらが気づいた時は、世間一般も同時に知っていた。それは青天せいてん霹靂へきれきにも似て世の耳目じもくおどろかしたからである。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
變化へんげ乏しき青天あをぞらをすべりゆくなる白雲よ。
海潮音 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
青天あをぞらの光、咲き亂れたる花にそゝ