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『上杉謙信』
ふりがな文庫
『
上杉謙信
(
うえすぎけんしん
)
』
この正月を迎えて、謙信は、ことし三十三とはなった。 まだ弱冠といっていい。それなのに、服色も装身のすべても、ひどく地味好みであった。長袖の羽織も山繭織の鶯茶の無地ですましている。大口に似た袴だけが何やら特殊な織物らしい。またいつも好んで頭巾 …
著者
吉川英治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日」1942(昭和17)年1月4日号~5月24日号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4時間19分(500文字/分)
朗読目安時間
約7時間12分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徐
(
シズ
)
坐
(
いなが
)
果
(
ハテ
)
薫
(
にお
)
寂
(
しずか
)
跼
(
ひざまず
)
可
(
べき
)
疾
(
ト
)
斑
(
ぱん
)
精神
(
みたま
)
俯伏
(
うつぷ
)
俯
(
つ
)
距
(
お
)
洗
(
きよ
)
薫
(
かんば
)
未
(
み
)
止
(
とどま
)
刮
(
くわっ
)
上
(
うわ
)
麾
(
まね
)
後
(
しり
)
弾
(
だま
)
能
(
かな
)
塊
(
かい
)
狗
(
こま
)
下手
(
べた
)
断
(
ぎ
)
此方
(
このほう
)
哀
(
かなし
)
言
(
ごん
)
向
(
こう
)
灯
(
あか
)
焦
(
や
)
煌々
(
あかあか
)
円
(
えん
)
秋霜
(
シュウソウ
)
拙
(
せつ
)
下
(
しも
)
湿
(
し
)
難
(
むずか
)
縛
(
から
)
傷
(
て
)
繁
(
はげ
)
群
(
ぐん
)
略
(
りゃく
)
喩
(
ゆ
)
徒歩
(
ひろい
)
髻
(
モトドリ
)
機
(
き
)
何
(
いず
)
酔
(
ゑ
)
驀
(
ばく
)
名
(
つ
)
伐
(
ウ
)
伴
(
ともの
)
分
(
ぶ
)
空
(
くう
)
健
(
けん
)
突
(
とつ
)
頭
(
こうべ
)
患
(
うれい
)
刻
(
どき
)
長閑
(
ちょうかん
)
類
(
るい
)
忝
(
かたじけの
)
微笑
(
びしょう
)
斫
(
キ
)
御眼
(
おまな
)
飛々
(
ひひ
)
飼糧
(
くさ
)
暁
(
あ
)
虚
(
うつ
)
更
(
か
)
杯
(
はい
)
流水
(
なが
)
全
(
まっと
)
逸
(
いち
)
挙
(
きょ
)
鳥海
(
とりみ
)
縛
(
ばく
)
中
(
あ
)
下
(
もと
)
喰
(
は
)
宥
(
いた
)
声
(
せい
)
上郷
(
かみのごう
)
退
(
ど
)
二
(
ふたつ
)
止
(
とど
)
蛇形
(
だけい
)
行
(
おこな
)
眼
(
まな
)
刮
(
か
)
庇
(
かぼ
)
陥
(
おと
)
燈
(
とも
)
交
(
ま
)
審
(
つぶ
)
詰
(
つめ
)
出
(
いで
)