“未”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いま47.4%
32.9%
いまだ8.1%
ひつじ6.4%
まだ2.8%
ヒツジ0.6%
イマ0.5%
まあ0.3%
0.3%
おろ0.2%
おろか0.2%
ひつじの0.2%
まア0.2%
やつ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかしわたしはだかつて感得したことが無い。わたしは長くここに住んでいるから「芝蘭の室に入れば久しうしてその香を聞かず」
鴨の喜劇 (新字新仮名) / 魯迅(著)
するとその中の幾匹かが、これはらないと言ったふうに、大急ぎで逃げ出した。けれどもだその大多数は執拗に喰い付いていた。
首を失った蜻蛉 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
草花も蝶に化する事本草にも見えたり。蝶の和訓をかはひらこといふは新撰字鏡にも見えたれど、さかべつたうといふ名義ず。
両隊長はすぐに支度して堺を立った。住吉街道を経て、大阪御池通六丁目の土佐藩なかし商の家に着いたのは、の刻頃であった。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
締殺し候覺え毛頭御座なく元私し事はき者の娘にて津國屋が神田に住居致せし節同人店に居候中兩親も死に候ひしを不便に思ひ私しを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
ベキヲ結構ニ飾置キ、御勅使、御奉行衆ヘ相渡シ、八月二日ノ刻、雑賀ノ浦、淡路島ヨリ数百艘ノ迎ヘ船ヲ寄セ、端城ノ者ヲ始メトシテ、右往左往ニ縁々ヲ心ガケ
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「婦人ノ推定年齢ハ二十二歳、目下姙娠四箇月ナリ、死因ハカナラザレド中毒死ト認ム」
流線間諜 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そこで三千円という大金を此の苦しい中へ持って来て、った大金が入るというのは実に妙だ、それもだ君にお徳が有るのさ、ぐ其の内を百金御返金を願う
その煙の中に、もう(午後二時)に近いかと思われる太陽が、一粒の珊瑚のようにされていた。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
宮はその打たれたるやうに再びでざりき。貫一は、かく詰責せる間に彼の必ずを悔い、罪をびて、その身はか命までもの欲するままならんことを誓ふべしと信じたりしなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
得忘れぬ面影にたりとはや、得忘れぬその面影なりと、ゆくりなくも認めたる貴婦人の持てる手は兢々打顫ひぬ。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
眞志屋文書中の「文化八年正月御扶持渡通帳」に據るに、此後文化五年戊辰に「三人半扶持の内一人半扶持借上二人扶持被下置」と云ふことになつた。これは十代くは十一代の時の事である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)
重二郎を捜しにやった所が、此方へ来た事は来たが、ぐ横浜へ往ったが、らねえかと云われ、も驚いてり、手分をして諸方を捜したが、一向に知れず