“未來”のいろいろな読み方と例文
新字:未来
読み方割合
みらい81.3%
き6.3%
さき6.3%
ゆくすゑ6.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懷姙(くわいにん)と事(こと)が極(きま)つたとき、御米(およね)は此(この)新(あた)らしい經驗(けいけん)に對(たい)して、恐(おそ)ろしい未來(みらい)と、嬉(うれ)しい未來(みらい)を一度(いちど)に夢(ゆめ)に見(み)る樣(やう)な心持(こゝろもち)を抱(いだ)いて日(ひ)を過(す)ごした。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
彼(かれ)の未來(き)は封(ふう)じられた蕾(つぼみ)のやうに、開(ひら)かない先(さき)は他(ひと)に知(し)れないばかりでなく、自分(じぶん)にも確(しか)とは分(わか)らなかつた。宗助(そうすけ)はたゞ洋々(やう/\)の二字(じ)が彼(かれ)の前途(ぜんと)に棚引(たなび)いてゐる氣(き)がした丈(だけ)であつた。
門 (旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
「歸りたいわ。だけど誰だつて未來(さき)の事はわからないわ。」
我見るに、過去(こしかた)未來(ゆくすゑ)の禍ひを小(ちひ)さくみえしめんとて、百合(フイオルダリーゾ)の花アラーニアに入り、クリストその代理者の身にてとらはれたまふ 八五—八七
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)