“嬉”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うれ94.8%
うれし2.3%
よろこ1.6%
0.7%
うれしゅ0.2%
0.2%
たのし0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“嬉”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語8.0%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)7.5%
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行3.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それを俳句の好きなある男がうれしがって、わざわざ私に頼んで、短冊に書かせて持って行ったのも、もう昔になってしまった。
硝子戸の中 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
帽も着物も黄色なを浴びて、宿の玄関へ下りた時は、ようやく残酷な支那人と縁を切ったような心持がしてうれしかった。
満韓ところどころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「おおおお、あれあれ! これはうれしい、自然とお前さんの首が段々細くなつて来る。ああ、それそれ、今にもう落ちる」
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
眼中に木片ききれ飛込とびこむも構わず、恐れかしこみてこそ作りたれ、恭敬三昧きょうけいざんまいうれしき者ならぬは
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
——つまりさ、君が、日常よろこんだり、怒ったり、考えたり、悲しんだりすることがあるだろう。その最も君にそくしたことを書けって言うんだ。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
故に其必要とする快楽に於ても亦た、単に耳目をよろこばすといふのみにては足らぬ様になるなり。
しかしあゝ何等なんら幸福かうふくぞ、むねたのしい、れしい空想くうさういだきながら
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
と、呼ぶ声がきこえたときのれしさったら、まるでボーッと顔がほてるくらいだ。
こんにゃく売り (新字新仮名) / 徳永直(著)
愛情の涙はまぶたあふれながら義理のことば正しく、かねての御本望わたくしめまでうれしゅう存じますと、無理な笑顔えがおも道理なれ明日知らぬ命の男
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
不空成就ふくうじょうじゅの四仏がまんの四菩薩を流出して大日如来を供養し(内四供養うちのしくよう
神使の橋の上より、御寺の全景を眺むるに、燈の光は黄なるテヱエル河の波を射て、遊びたのしむ人の限を載せたる無數の舟を照し、こゝに又一段の壯觀をなせり。
蜃氣樓よと漁父等は叫びて、相ゆびさしてたのしみ笑へり。