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嬉
ふりがな文庫
“嬉”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うれ
94.3%
うれし
2.6%
よろこ
1.8%
う
0.6%
たのし
0.2%
うれしゅ
0.2%
き
0.2%
け
0.2%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うれ
(逆引き)
三人はこの頃の天気を恐れてみんな
護謨合羽
(
ゴムがっぱ
)
を用意していた。けれどもそれがいざ役に立つとなるとけっして
嬉
(
うれ
)
しい顔はしなかった。
初秋の一日
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
嬉(うれ)の例文をもっと
(50作品+)
見る
うれし
(逆引き)
この
日
(
ひ
)
から、
少年
(
せいねん
)
のちいさい
胸
(
むね
)
には
大
(
おほ
)
きな
黒
(
くろ
)
い
塊
(
かたまり
)
がおかれました。
妬
(
ねた
)
ましさににて
嬉
(
うれし
)
く、
悲
(
かな
)
しさににて
懐
(
なつか
)
しい
物思
(
ものおもひ
)
をおぼえそめたのです。
桜さく島:見知らぬ世界
(新字旧仮名)
/
竹久夢二
(著)
嬉(うれし)の例文をもっと
(13作品)
見る
よろこ
(逆引き)
つまりさ、君が、日常
嬉
(
よろこ
)
んだり、怒ったり、考えたり、悲しんだりすることがあるだろう。その最も君に
即
(
そく
)
したことを書けって言うんだ。
かの女の朝
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
嬉(よろこ)の例文をもっと
(9作品)
見る
▼ すべて表示
う
(逆引き)
互いに
嬉
(
う
)
れしとも憐れとも思わぬようなり、紀州はそのまま行き過ぎて後振向きもせず、源叔父はその
後影
(
うしろかげ
)
角
(
かど
)
をめぐりて見えずなるまで
目送
(
みおく
)
りつ
源おじ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
嬉(う)の例文をもっと
(3作品)
見る
たのし
(逆引き)
我心は
嬉
(
たのし
)
みたれど我舌は
緘
(
むす
)
ぼれたりき。フエデリゴ打興じて曰ふやう。此男は一の明珠なり。その一失は第二のヨゼツフたるにあり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
嬉(たのし)の例文をもっと
(1作品)
見る
うれしゅ
(逆引き)
世を忍ぶ身を
隠匿
(
かくまい
)
呉
(
く
)
れたる志、七生忘れられず、官軍に
馳
(
はせ
)
参
(
さん
)
ぜんと、決心した我すら曇り声に
云
(
い
)
い
出
(
いだ
)
せし時も、愛情の涙は
瞼
(
まぶた
)
に
溢
(
あふ
)
れながら義理の
詞
(
ことば
)
正しく、
予
(
かね
)
ての御本望
妾
(
わたくし
)
めまで
嬉
(
うれしゅ
)
う存じますと
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
嬉(うれしゅ)の例文をもっと
(1作品)
見る
き
(逆引き)
和子は先に立って旅行カバンを持ち
嬉
(
き
)
々として家を出ました。若松で出迎えてくれたお父さんが、お母さんを見るなり、顔色がかわるほどのおどろきで
おるすばん
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
嬉(き)の例文をもっと
(1作品)
見る
け
(逆引き)
在英中土宜法竜僧正から『曼荼羅私鈔』を受け読み
噛
(
かじ
)
ると、
塔中
(
たっちゅう
)
三十七尊を記せる内、
阿閦
(
あしゅく
)
、宝生、無量寿、
不空成就
(
ふくうじょうじゅ
)
の四仏が
嬉
(
け
)
鬘
(
まん
)
歌
(
か
)
舞
(
ぶ
)
の四菩薩を流出して大日如来を供養し(
内四供養
(
うちのしくよう
)
)
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
嬉(け)の例文をもっと
(1作品)
見る
“嬉”の解説
嬉(うれし)は、大阪府富田林市南東部の一地域。同市域の石川右岸、金胎寺山西麓にあたる(富田林市嬉)。
(出典:Wikipedia)
嬉
漢検準1級
部首:⼥
15画
“嬉”を含む語句
嬉々
嬉敷
嬉笑
嬉戯
嬉遊笑覧
嬉遊
心嬉
嬉涙
嬉野
嬉泣
御嬉
嬉気
游嬉
陳嬉
相嬉
遊嬉
佚楽戯嬉
嬉貌
嬉色
嬉石
...
“嬉”のふりがなが多い著者
谷崎潤一郎
夏目漱石
泉鏡花
幸田露伴
江戸川乱歩
岡本かの子
宮沢賢治
柳田国男
室生犀星
神西清