“溢”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あふ79.6%
こぼ16.2%
あぶ1.9%
みなぎ0.9%
あぶれ0.2%
はふ0.2%
0.2%
あが0.2%
あふれ0.2%
かか0.2%
くび0.2%
0.2%
コボ0.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
力松はさう言つて口惜しがるのです。一國らしい中年者で、田園の匂ひが全身にれるだけに、此男にがあらうとは思はれません。
露垂るばかりの黒髪は、ふさふさと肩にれて、柳の腰に纏いたり。の色真白く、透通るほど清らかにて、顔はく蒼みて見ゆ。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
まるっきり今日はれちまって、いて帰るかと思っていた処で、何うか幾許待っても宜しゅうございます、閑でげすから、お合乗でへい
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其処では各の人々がお互にアンディフェランでノンシャランで、各の中に静かな泉をらせ乍ら、絶えざる細い噴水を各の道に流し流し行き交うてゐる。
群集の人 (新字旧仮名) / 坂口安吾(著)
されども人毎業用にさゝへて時をふか、又は一夜の大雪にかの水源ぐ時は、水所をる。
れむつつばせ 〔巻十四・三五一五〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
ふれてりて
全都覚醒賦 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
平野は未だ海のやうに煙つてゐたが、一休みしてゐる間に忽ち輝かしい朝陽がつて、樹々の姿が藻のやうに浮び、村の家々から立ち昇る煙りがくつきりと判別された。
山を越えて (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
小濁りに濁ると思うと、ずっと深さが増して、ふうわり草の生えた土手へるんだがね、その土手が、城趾の石垣らしくも見えれば、田ののようでもあるし、沼か、池の一角のようでもある。
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ったら、まっとるべい。)
沼夫人 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
と膝に手を突いて起上りますると、鼠小紋常着寝着におろして居るのが、汚れッが来ており、お納戸色下〆を乳の下に堅くめ、れたように痩せて居ります。
真景累ヶ淵 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
胡座いた虚脛み出るのを気にしては、着物のでくるみくるみっている。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)
黒インクのれた角砂糖が三輪車に積荷れる。
AU MAGASIN DE NOUVEAUTES (新字旧仮名) / 李箱(著)