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『群集の人』
ふりがな文庫
『
群集の人
(
ぐんしゅうのひと
)
』
雑沓の街は結局地上で一番静寂な場所であるかも知れない。斑猫蕪作先生は時々恁んな風に思ひつかれることもあつたが、兎に角斑猫先生はアッサリと銀座裏のアパアトへ引越してきた。行方杳として知れず——つまり斑猫先生は風のやうに消息を断つて、ひそかに雑 …
著者
坂口安吾
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「若草 第八巻第四号」1932(昭和7)年4月1日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
溢
(
みなぎ
)
上手
(
かみて
)
飾窓
(
ウインド
)
皮膚
(
はだ
)
燈火
(
あかり
)
欄干
(
てすり
)
暫時
(
しばらく
)
手応
(
てごたえ
)
恁
(
こ
)
四辺
(
あたり
)
吃驚
(
びっくり
)
欹
(
そばだ
)
厳
(
いか
)
滾々
(
こんこん
)
先刻
(
さっき
)
併
(
しか
)
跫音
(
あしおと
)
軈
(
やが
)
遠距
(
とおざ
)
零
(
こぼ
)
一寸
(
ちょっと
)
題名が同じ作品
群集の人
(新字新仮名)
/
エドガー・アラン・ポー
(著)