“跫音”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
あしおと96.7%
きょうおん1.4%
あのと0.7%
あしあと0.5%
きようおん0.5%
アシオト0.2%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“跫音”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語10.9%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.0%
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆0.6%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
二分もする内に追々にその声は近附き、間もなく道床の砂利を踏む跫音あしおとが聞えて、線路の上へ真ッ黒い人影が現れました。
とむらい機関車 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
ピシャピシャピシャというその跫音あしおとが、おのずからえりもとに冷気を呼んで、降りそそぐ雨に周囲の闇黒は重かった。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
これ空谷くうこく跫音きょうおんなり。盲人めいし急遽いそいそ声するかた這寄はいよりぬ。
取舵 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
空谷くうこく跫音きょうおんである。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神々の我が跫音あのと大皇軍おほみいくさ
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
神々の我が跫音あのと大御軍おほみいくさ
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
その静かな音をさせて、誰か二階の上り口から、こちらの方へ跫音あしあとを忍ばせて来る様子であった。
墓が呼んでいる (新字新仮名) / 橘外男(著)
荒いのとやわらかなのと、急ぐのと、入乱れた跫音あしあとを立てて、七八人。
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
家の見え初めてより、われは媼の歡び迎ふる詞を想像しつゝ、歩を早めたりしが、家の門近くなりては、又跫音きようおんの疾く聞えんことを恐れて、ぬきあししつゝ進み寄りぬ。
跫音きようおんみだれて、スツ/\とれつゝ、ひゞきつゝ、駅員えきゐん驚破すわことありげなかほふたつ、帽子ぼうしかたひさしめて、そのまどをむづかしく覗込のぞきこむだ。
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
又暫らくして、四五人の跫音アシオトが、びた/″\と岡へ上つて来た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
この狭い廬の中を、何時イツまで歩く、跫音アシオトだらう。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)