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跫音
ふりがな文庫
“跫音”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あしおと
96.4%
きょうおん
1.7%
あのと
0.6%
あしあと
0.4%
きようおん
0.4%
アシオト
0.2%
あしをと
0.2%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あしおと
(逆引き)
それでぼくは現場をとっつかまえるつもりで、そっと
跫音
(
あしおと
)
をしのばせて階段を上った。ぼくの部屋のまえに立って、扉に耳をつけた。
お守り
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
跫音(あしおと)の例文をもっと
(50作品+)
見る
きょうおん
(逆引き)
その深遠なるバッハ再検討の大題目を
提
(
ひっさ
)
げ来りて、当代音楽界の一部に
空谷
(
くうこく
)
の
跫音
(
きょうおん
)
にも似たものがあるだろう。
名曲決定盤
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
、
野村長一
(著)
跫音(きょうおん)の例文をもっと
(8作品)
見る
あのと
(逆引き)
疾行する狼の
跫音
(
あのと
)
をおそる。
蝶を夢む
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
跫音(あのと)の例文をもっと
(3作品)
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▼ すべて表示
あしあと
(逆引き)
その静かな音をさせて、誰か二階の上り口から、こちらの方へ
跫音
(
あしあと
)
を忍ばせて来る様子であった。
墓が呼んでいる
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
跫音(あしあと)の例文をもっと
(2作品)
見る
きようおん
(逆引き)
跫音
(
きようおん
)
乱
(
みだ
)
れて、スツ/\と
擦
(
す
)
れつゝ、
響
(
ひゞ
)
きつゝ、
駅員
(
えきゐん
)
の
驚破
(
すわ
)
事
(
こと
)
ありげな
顔
(
かほ
)
が
二
(
ふた
)
つ、
帽子
(
ぼうし
)
の
堅
(
かた
)
い
廂
(
ひさし
)
を
籠
(
こ
)
めて、
園
(
その
)
の
居
(
ゐ
)
る
窓
(
まど
)
をむづかしく
覗込
(
のぞきこ
)
むだ。
銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
跫音(きようおん)の例文をもっと
(2作品)
見る
アシオト
(逆引き)
又暫らくして、四五人の
跫音
(
アシオト
)
が、びた/″\と岡へ上つて来た。年のいつたのや、若い僧たちが、ばら/″\と走つて、塔のやらひの外まで来た。
死者の書
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
跫音(アシオト)の例文をもっと
(1作品)
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あしをと
(逆引き)
けさも
貧
(
まづ
)
しい
病詩人
(
びやうしじん
)
がほれぼれとそれをきいてゐました。
他
(
ほか
)
のものの
跫音
(
あしをと
)
がすると、ぴつたり
止
(
や
)
むので、
誰
(
だれ
)
もそれを
聽
(
き
)
いたものはありません。
ちるちる・みちる
(旧字旧仮名)
/
山村暮鳥
(著)
跫音(あしをと)の例文をもっと
(1作品)
見る
“跫音”の意味
《名詞》
跫音(きょうおん / あしおと)
歩いたり走ったりして足が地面などに接触した際に出る音。
(出典:Wiktionary)
跫
漢検1級
部首:⾜
13画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
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