“居”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
30.8%
20.0%
19.3%
16.9%
きょ2.5%
きよ1.3%
おり1.2%
をり1.2%
0.8%
0.7%
いら0.6%
すわ0.5%
0.5%
をる0.4%
0.4%
おっ0.4%
ゐる0.2%
をら0.2%
0.2%
すえ0.2%
0.2%
すゑ0.1%
0.1%
0.1%
いま0.1%
いる0.1%
おる0.1%
つね0.1%
なほ0.1%
ゐま0.1%
をれ0.1%
0.1%
0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたくしは因縁こそ実にくそれを飽迄も大切にすべきものだと信じてります。其処に優しい深切な愛情が当然るのであります。
御酒をめしつたからとてくおひになるのではなく、いつもざめたばして、何時額際はれてりました。
この子 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
居室つてると、ちやんと整頓る。書物やら反古やら亂雜まつてたのが、各々かにる。
都の友へ、B生より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
嘘さえ言えぬ未完成な生命なのだ。教養の不足してる小さな粗暴漢だ。そして恥や遠慮を知る大人を無視した横暴な存在主張者だ。
かの女の朝 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
婦女子の精神だ堅固ならざる者を率いて有形の文明に導くは、そのを変ずるものなり。その居に変じてそのはいかに移るべきや。
日本男子論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
雜木林には硬直さうとしてつ。める雲雀時々めてけたとびかける。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
詩にて申候えば『古今集』時代は時代にもたぐえ申すべく俗気紛々と致し候ところはとても唐詩とくらぶべくも無之候えども
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
隱亡彌十に頼み燒棄させ候段不屆に付存命致し候はゞき御仕置にもせ付らる鈴ヶ森に於て殺害致されしにより其
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
らにこんで爺樣借金けねえでんだからそれせえなけりやかねえでもへんだよ、そんだがそれでばかりれねえな
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
八 廣く各國の制度を採り開明に進まんとならば、先づ我國の本體をゑ風教を張り、然して後かに彼の長所を斟酌するものぞ。
遺訓 (旧字旧仮名) / 西郷隆盛(著)
三番の汽車で旦那様は御帰になりました。御茶を召上りながら長野の雪の御話、いつになく奥様も打解けて御側にっしゃるのです。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
冷々とした侘住居である。木綿縞膝掛を払って、筒袖のどんつくを着た膝をり直って、それから挨拶した。
夫人利生記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
ぢやが、お身がその年になつても、まだ二十代の若い心や、瑞々しい顏を持つて居るのは、宋玉のおかげぢやぞ。まだなか/\隱れては歩きる、と人の噂ぢやが、嘘ぢやなからう。身が保證する。
死者の書 (旧字旧仮名) / 折口信夫釈迢空(著)
●さて熊を種々あり。かれが所の地理にしたがつて捕得やすき術をほどこす。熊は秋の土用よりに入り、春の土用に穴よりるといふ。
実は俺も生れてから四十五年、ここへ坐っったが、イヨイヨこのへ居ると四十六の年が取れん位、借金の下積になっとる。
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
帝室をば政治社外の高処りて一様にその恩徳しながら、下界う者あるときは敵味方の区別なきを得ず。
瘠我慢の説:02 瘠我慢の説 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
拔放ければ鍔元より切先まで生々しき血汐の付にぞコレヤは大膽不敵なる奴かな是が何より證據なり何處で人を殺し夜盜
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
役人兩三人上意とめられしかば何故斯る憂目逢事やら合點行ずより惡事のえなきゆゑ我が身に於て辯解つべけれどもざれば母の看病
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「私めの考へまするには、このお屋敷には人並秀れた偉い御器量のお方がらせられますので、それでどうも手品が段取よく運ばないかのやうに存じられまする。」
手品師と蕃山 (新字旧仮名) / 薄田泣菫(著)
されば今日厄介になりましょうと炬燵て、退屈を輪に吹く煙草のけぶり、ぼんやりとして其辺見回せば端なくにつく柘植のさし
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
其でゐて、我々の思ひもかけぬ道の辻や、岡の高みや、川の曲り角などから、極度に静かな風景や、人のを眺めて還る。
『かげろふの日記』解説 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
立退うと云ふを夫三五郎が止めて烟草入を證據に富右衞門にせる上は立退に及ばぬ急に立去ば却つて疑惑ると云れてお前は氣が付身躰たでは無か其時に三十兩と云ふ金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以来十春秋日夜転輾鞭影キミヲシ、九狂一拝精進御懸念一掃ノオ仕事シテラレルナラバ、オウ、ク、「アリガトウ」ト明朗粛然謝辞ノミ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
のとはふね、あゝ此母さんがきてるといが、れが三つのんで、おさんはるけれど田舍實家つて仕舞たから祖母さんばかりさ
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
八坂入彦皇子弟媛は無類飛び切りの佳人なり、その再従兄に当らせたもう景行帝その由し召して、遠くその家にせしに、恥じて竹林に隠れたので、帝の宮にし鯉多く放ち遊びたもう。
知り兼々恐れてと云うだけしか分らぬと申ました(荻)でも奸夫より外に一寸と其様な遺恨は有るまい(大)ハイ外には一寸と思い附ません併し六ヶしい犯罪には必ず一のミステリイ(不可思議)と云う者が有ますミステリイは到底罪人を
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)
寛永年中のこと安成久太夫といふ武士あり。備前因幡国換への時節にて、屋敷も定まらず、鹿野(今の気高郡鹿野町)のに仮に住みけり。
山の人生 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
子曰く、吾一日に長ぜるを以て(対えずして)むことなかれ、(なんじたち)に則ち(人皆)吾を知らずという、を知りて(用うる)あらば則ち何をかさん。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
今日ひの處へ御入來なりし拙僧大慶に存ずる仔細は拙僧がなる赤川大膳と申者此度將軍家の御落胤なる天一坊樣のお供致し拙寺へ御入にて御逗留中なり近々江戸表へ御名乘出にて御親子御對顏遊ばすならば時宜に依ては西らせらるゝか左無とも御三家順格には受合なり然時は
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
欄干に血が附てしたがあなたやられはしませぬかと問へば、ウムやられたと手を出す。
千里駒後日譚 (新字旧仮名) / 川田瑞穂楢崎竜川田雪山(著)
流し何事も是皆前世の因縁づくと斷念ば必ず御心配は下さるまじ併しながら時節來りて若旦那の御家督と成れなば其時には此久八を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
石坂氏ハダメナ作家デアル。葛西善蔵先生ハ、旦那芸ウテ苦慮シテマシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)