“夜店”の読み方と例文
読み方割合
よみせ100.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にいさん、こいをっておくれ、毎晩まいばん夜店よみせっているから。」と、すえおとうとがいいました。
水盤の王さま (新字新仮名) / 小川未明(著)
うへ、ぞつこんおもひこがれる御新造ごしんぞのおきみやさしい風情ふぜいのあるのをうかゞつて、居𢌞ゐまはりの夜店よみせなどで
二た面 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
「まア、きたないわ」と紅子べにこわめいた。「お膳の下から出すものよ。夜店よみせでバナナを買ってきたんでしょう」
空襲葬送曲 (新字新仮名) / 海野十三(著)
もう/\かへりませうとて横町よこちようやみをばはなれて夜店よみせならぶにぎやかなる小路こうぢまぎらしにとぶら/\るけば
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
昔の夜店よみせには美しい西洋館の屋上から金色のたまがころがり出し、いろいろの部屋を抜け、階段を通り、複雑な線路を縦横に走り廻って落ちて来る仕掛の露店があった。
めでたき風景 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
「おじさん、ぼくたちのまちへおいでよ。ばん夜店よみせてにぎやかだから。」と、たけちゃんが、いいました。
海へ帰るおじさん (新字新仮名) / 小川未明(著)
夜店よみせのさかりにては、屈竟くつきやうわかものが、お祭騷まつりさわぎにてる。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
けふは地廻ぢまわりのきち手馴てなれぬ燒鳥やきとり夜店よみせして、身代しんだいたゝきほねになればふたゝ古巣ふるすへの内儀姿かみさますがた
たけくらべ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)