“金魚”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きんぎょ73.0%
きんぎよ27.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「なんとはねのあるものは、自由じゆうじゃないか。」と、にわとりはいって、金魚きんぎょや、こいにたいして、威張いばりました。
こいのぼりと鶏 (新字新仮名) / 小川未明(著)
このとき、またおかしかつたのはれい平松刑事ひらまつけいじが、相変あいかわらず金魚きんぎょのことをにしていたことである。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
「さァ、んでござんしょう。おおかた金魚きんぎょねらう、泥棒猫どろぼうねこかもれませんよ」
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
その揚句あげく、乱暴にも僕を溺死させたが、まだそれにあきたらないで僕を実験動物と呼び、そしてその僕をもっと金魚きんぎょさけのまねをさせようといっているのである。
海底都市 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そのまつこしをかけて、じっと、おけのなかにはいっているたくさんな金魚きんぎょ姿すがたをながめていました。
金魚売り (新字新仮名) / 小川未明(著)
縁日えんにち金魚きんぎよどんぶりかせて——(こほりへてもいゝ)——のちにひきものにたせてかへ
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
主人しゆじん編上あみあげくつのなかへみづんで、金魚きんぎよはなしたと惡戲いたずら
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
雪に埋りたる泉水せんすゐほりいだせば、去年初雪より以来このかた二百日あまり黒闇まつくらの水のなかにありし金魚きんぎよ緋鯉ひこひなんどうれしげに浮泳うかみおよぐものいはゞやれ/\うれしやといふべし。
金魚きんぎよの影もそこにひらめきつ。
詩集夏花 (新字旧仮名) / 伊東静雄(著)
えず金魚きんぎよことばかりかんがへてゐたので、たゞちに彼等かれらあつめ、各々おの/\そのせきかへしてやらなければならない、さもなければみんんでしまうだらう、とあいちやんはたゞ懵然ぼんやりさうおもつてたものですから。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)