“真赤”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞赤
読み方割合
まっか81.9%
まつか15.3%
まあか0.7%
まか0.7%
まツか0.7%
マツカ0.7%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなむつかしい本が分るかい」ときいても「分るさ、面白いよ」と言いながら、ほお真赤まっかに上気させ、ふり向きもしないで読んでいる。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
ローザには、初めはわからなかった、それから、よくわかりすぎた。彼女は真赤まっかになり、泣きだした。彼の言う意味はこうであることがわかった。
顔を真赤まっかにし、眼に涙をめ、彼は土竜につばをひっかける。それから、すぐそばの石の上を目がけて、力まかせにたたきつける。
にんじん (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
いまでも世界中せかいちうからすくちなかには、そのとき火傷やけどのあとが真赤まつかのこつてゐるといふ。
火を喰つた鴉 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)
ふとつた男は、真赤まつかになつて立上りました。そしてボーイをどなりつけました。ボーイはひらにあやまりました。が彼はなかなか許しませんでした。
エミリアンの旅 (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
友禅縮緬ちりめん真赤まつかな襦袢一枚にこてこてとした厚化粧と花簪はなかんざしに奇怪至極の装飾をこらし、洋人、馬来マレイ
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
風吹きてさむきみ冬を御垣みかきした浜防風の茎の真赤まあか
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
真赤まかんだのも稀にまじつて居て其度そのたびに日本の秋を想はせた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
年紀としわかし、お前様まへさんわし真赤まツかになつた、んだかはみづみかねて猶予ためらつてるとね。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
春ニナツタノデ、アヒルサンノオ母サンハ、アヒルサンニ洋服ヲカツテヤリタイトオモヒマシタ。ソコデ、洋服ヤヘ、真赤マツカナ洋服ヲタノミマシタ。