“まっか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真紅48.0%
真赤46.8%
真赧2.8%
真赫1.2%
正勝0.4%
眞赤0.4%
真赭0.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして、母親に挨拶をすますと直ぐ、真紅にほてつた頬をなでながらさも愉快でたまらないやうな声で笑ひながら母親に話かけた。
内気な娘とお転婆娘 (新字旧仮名) / 伊藤野枝(著)
ゴンゴラ総指揮官が真赤になって金博士の方に振返った時には、既に博士の姿は卓上の酒壜と共に、かき消すように消えせていた。
次郎は、顔を真赧にして、茶の間に帰った。お芳もそのあとからついて来た。みんなの視線がいっせいに次郎のさげているお土産の包にそそがれた。
次郎物語:02 第二部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
池には新しくが入れてあった。麗姫は魚を見ようと池のへりに近寄った。鯉たちは人の影を見て急いで彼方の水底へ逃げた。水が彼女のに跳ねた。しばらく顔を真赫にして居た麗姫がやがて
荘子 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
正勝ちゃん! どうしましょう? どうしましょう?」
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
正勝ちゃんがいいと思うんなら……」
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
ヂュリ といふ假面けてゐればこそ、でなくばかしさに眞赤にならう、今宵うたことをついおかれたゆゑ。
そりゃこそ頬邊放埓めがるわ、所詮いても眞赤にならッしゃらうぢゃまで。うおへ。
不断、無精な気難かしやでとおっている御主人が、真赭な顔になるまで気を入れてお嬢さまのために母親の代りをしてあげようとしておられるのです。私はひそかに眼の奥を熱くしました。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)