“真紅”のいろいろな読み方と例文
旧字:眞紅
読み方(ふりがな)割合
まっか59.3%
しんく31.4%
まつか7.7%
あか0.5%
まあか0.5%
まッか0.5%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“真紅”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語3.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.4%
文学 > 日本文学 > 詩歌1.2%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「浜の弟も、酒で鼻が真紅まっかになってら。こんらの酒じゃ、もうかねえというこんだ。金にしてよっぽど飲むらあ。」
足迹 (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
火事は室町屋から出たので、今しも台所を吹きいて、二階の廊下を焼き抜いて、真紅まっかほのおがメラメラとのぼる。
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
真紅しんくの厚い織物を脳天から肩先までかぶって、余る背中に筋違すじかいささの葉の模様を背負しょっている。
永日小品 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
半分がた散り尽くした桜の葉は真紅しんくに紅葉して、軒並みに掲げられた日章旗が、風のない空気の中にあざやかにならんでいた。
或る女:2(後編) (新字新仮名) / 有島武郎(著)
その瞬間独帝カイゼルは真青になつて、帽子から拳を引き外した、見ると、白い手首に真紅まつかな血がたらたらと流れてゐる。
仲間が死骸を片付けようとして見ると、画家ゑかきは耶蘇のやうに胸にあながあいて、孔からは真紅まつかな血が流れてゐた。
彼女は白いブラウスの上に、真紅あかい目のめるようなジャケツをひっかけていた。
緑衣の女 (新字新仮名) / 松本泰(著)
生きの身のたづきなければ蓮の花真紅まあかにぞ石に描きてゐにけれ
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
から、もし其頃誰かが面と向って私に然うと注意したら、私は屹度きっと、失敬な、惚なんぞするものか、と真紅まッかになっておこったに違いない。
平凡 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)