トップ
>
香気
ふりがな文庫
“香気”のいろいろな読み方と例文
旧字:
香氣
読み方
割合
こうき
39.3%
におい
26.8%
にほひ
14.3%
かおり
14.3%
かをり
3.6%
かんばせ
1.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうき
(逆引き)
テーブルの
上
(
うえ
)
には、カーネーションや、リリーや、らんの
花
(
はな
)
などが
盛
(
も
)
られて、それらの
草花
(
くさばな
)
の
香気
(
こうき
)
も
混
(
ま
)
じって、なんともいえない
煙突と柳
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
香気(こうき)の例文をもっと
(22作品)
見る
におい
(逆引き)
「
否
(
いや
)
だ。
否
(
いや
)
だ。イケナイイケナイ。私から先だ私から先だ。私は
美
(
い
)
い
香気
(
におい
)
が
嗅
(
か
)
ぎたい。花だの香木だのの
芳香
(
におい
)
が嗅ぎたい。早く早く」
白髪小僧
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
杉山萠円
(著)
香気(におい)の例文をもっと
(15作品)
見る
にほひ
(逆引き)
紳士はそれを聞くと、黙つて婦人を連れて窓際の
小卓
(
こづくゑ
)
に案内した。
卓
(
つくゑ
)
の上には
真紅
(
まつか
)
な花が酒のやうな甘つたるい
香気
(
にほひ
)
を漂はしてゐた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
香気(にほひ)の例文をもっと
(8作品)
見る
▼ すべて表示
かおり
(逆引き)
板敷きになった酒店の方から酒の
香気
(
かおり
)
の通って来る広い囲炉裏ばたのところで、しばらく半蔵は遺族の人たちと共に時を送った。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
香気(かおり)の例文をもっと
(8作品)
見る
かをり
(逆引き)
二人は
外套室
(
クローク・ルウム
)
に外套を置いて、かねて馴染の小ぢんまりした
部室
(
へや
)
に入つて往つた。そして
香気
(
かをり
)
の高いココアを
啜
(
すゝ
)
りながら、好きなお
喋舌
(
しやべり
)
に語り耽つた。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
香気(かをり)の例文をもっと
(2作品)
見る
かんばせ
(逆引き)
砂上の
薔薇
(
そうび
)
の
香気
(
かんばせ
)
も
珊瑚集:仏蘭西近代抒情詩選
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
香気(かんばせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“香気”の類義語
香
馨
“香気”の関連語
匂
臭気
芳香
“香”で始まる語句
香
香具師
香港
香炉
香華
香奠
香花
香爐
香水
香物
“香気”のふりがなが多い著者
島崎藤村
牧野富太郎
薄田泣菫
蘭郁二郎
夢野久作
小川未明
三遊亭円朝
柳田国男
幸田露伴
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム