“香気”のいろいろな読み方と例文
旧字:香氣
読み方割合
こうき41.5%
におい26.4%
かおり15.1%
にほひ13.2%
かをり3.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
テーブルのには、カーネーションや、リリーや、らんのなどがられて、それらの草花香気じって、なんともいえない
煙突と柳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
だ。だ。イケナイイケナイ。私から先だ私から先だ。私は香気ぎたい。花だの香木だのの芳香が嗅ぎたい。早く早く」
白髪小僧 (新字新仮名) / 夢野久作杉山萠円(著)
板敷きになった酒店の方から酒の香気の通って来る広い囲炉裏ばたのところで、しばらく半蔵は遺族の人たちと共に時を送った。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
紳士はそれを聞くと、黙つて婦人を連れて窓際の小卓に案内した。の上には真紅な花が酒のやうな甘つたるい香気を漂はしてゐた。
二人は外套室に外套を置いて、かねて馴染の小ぢんまりした部室に入つて往つた。そして香気の高いココアをりながら、好きなお喋舌に語り耽つた。