“部室”の読み方と例文
読み方割合
へや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遁げると見せかけ八蔵は遠くも走らず取って返し、裏手へ廻って墓所はかしょり、下枝がしたる部室へやの前に、忍んで様子をうかがえり。
活人形 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
昨夜さくやも、一昨夜いつさくやも、夕食ゆふしよくてゝのち部室へやまど開放あけはなして、うみからおくすゞしきかぜかれながら、さま/″\の雜談ざつだんふけるのがれいであつた。
二人はいっしょの部室へやに住もうときめた。クリストフは半期分の部室代へやだいを無駄にするのも構わず、すぐに移り住もうとした。