“海”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うみ87.2%
うな2.3%
かい1.9%
わだ1.9%
1.2%
あま0.8%
うん0.8%
わた0.8%
ウミ0.8%
うなばら0.4%
(他:5)1.9%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
で、このうみ修行場しゅぎょうばわたくしにとりてひとつなみだ場所ばしょでもありました。
とうとう良人おっとほうからこのうみ修行場しゅぎょうばたずねてることになってしまいました。
春のうなばらもいつかゆったり暮れている。いかりを下ろし、とまをかけて、沖に夜泊やはくの用意も出来た。
私本太平記:06 八荒帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
うなづらは、めずらしいぎです。ご渡海には上々な日。島におわせられても、朝夕、み気色けしきうるわしく、お過ごしあらせられますように」
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「とうぶんお天気がいいようだから、あしたあたり、バルトかいをこそうと思っているよ。」と、言いました。
名詞めいし=四かいいへとするひと。一所不住しよふぢうひと世界的せかいてきひと世界主義者せかいしゆぎしや
古歌に「わだの底奥津いくり」などと詠んだいくりが、これに言うクリと同原であることは、すでに認められている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
わだなかに音耀かがやけり夜はふけてしんしんと進む生物いきもの高麗丸こままる
海阪 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
相坂あふさかをうちでてれば淡海あふみ白木綿花しらゆふはななみたちわたる 〔巻十三・三二三八〕 作者不詳
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
私は飛泥はねの上がるのも構わずに、ぬかの中を自暴やけにどしどし歩きました。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
かぶりかうぶりあま
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
かぶりかうぶりあま
新頌 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
この年父信虎信州佐久のうんノ口城の平賀源心を攻めたが抜けず、かこいを解いて帰るとき、信玄わずか三百騎にて取って返し、ホッと一息ついている敵の油断に乗じて城を陥れ、城将源心を討った。
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
そんな谷の奥の、うんくちという最後の村を過ぎてからも、ガソリン・カアはなおも千曲川にどこまでも沿ってゆくように走りつづけていたが、急に大きなカアブを描いて曲がりながら、楢林ならばやしかなんぞのなかを抜けると、突然ぱあっと明かるい、広々とした高原に出た。
大和路・信濃路 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)
次にわたの神名は大綿津見おほわたつみの神を生みたまひ、次に水戸みなとの神名は速秋津日子はやあきつひこの神
ここにわたの神の女豐玉毘賣とよたまびめ從婢まかだち玉盌たまもひを持ちて、水酌まむとする時に、井にかげあり。
されば不彌國といふより、投馬國などいへるもみな、つくしのしまの東べたを、南をさして物せし、ウミつ路にて、その過し方を以北といへるも此故なり。
倭女王卑弥呼考 (旧字旧仮名) / 白鳥庫吉(著)
コントンノウミデアル。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
大国主神おおくにぬしのかみが海岸に立って憂慮しておられたときに「うなばらてらしてり来る神あり」とあるのは、あるいは電光、あるいはまたノクチルカのような夜光虫を連想させるが、また一方では、きわめてまれに日本海沿岸でも見られる北光オーロラの現象をも暗示する。
神話と地球物理学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
二三百ぴろもあるところアンカなんか利きやしないからね。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
あへなくも泡立あはだつふみ落入おちいりて、鰐魚わに餌食ゑじき
鬼桃太郎 (旧字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
爾に豊玉比売命、その伺見カキマミ給いしことを知らして、心恥ウラハヅカしと思おして、其御子を生み置きて、吾、恒は海つ道を通して、通わんとこそ思いしを、吾形を伺見給いしが、いと愧かしき事と申して、即ちウナ阪をきて返り入りましき。
比較神話学 (新字新仮名) / 高木敏雄(著)
ボルネオのシイダヤク人はタウ・テパン(飛頭蛮ろくろくび)を怖るる事甚だし、これはその頭が毎夜体を離れ抜け出でて、夜すがらありたけの悪事を行い、あした近く体へかえるので里閭りりょこれと交際を絶ち
原形は「」となり、変形したものに、直日・禍津日・つくよみ・山つみ・ワタつみなどのひ・みとなつて、かみに歩みよる筋路を作つた。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)