“澱”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よど81.6%
おど6.8%
おり3.7%
をど3.2%
よどみ2.6%
ヨド1.1%
とろ0.5%
にご0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よく眠れなかったお増は、頭脳がどろんとんだように重かった。そして床のなかで、をふかしていると、隣の時計が六時を打った。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)
むしろの上のあちこちにんでいた男やら女やらの影は、急にワラをもつかみたい目つきになって、彼のことばに耳をいでいた。
心の——それが消そうとすればするほど、却って一杯にひろがってきてしまうのをどうすることもできなかったのだった。
小説 円朝 (新字新仮名) / 正岡容(著)
なにかしらかなしきもののみゐる場末の空気ばさびしも
小熊秀雄全集-01:短歌集 (新字旧仮名) / 小熊秀雄(著)
されど彼また青鷹なりければ、劣らず爪をこなたにうちこみ、二ながら煮ゆる眞中に落ちたり 一三九—一四一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
レ、ミテリテハ沸々リテハハ、ミナトンノデアル。肉体死亡デアル。キミノ仕事ノコルヤ、ワレノ仕事ノコルヤ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
鰻を生けた魚籠のにほひもむ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
冴えた水色とすこしった焔のような紅色とが横だんだらに空じゅうひろがっている。
情景(秋) (新字新仮名) / 宮本百合子(著)