“おど”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:オド
語句割合
23.0%
18.9%
16.3%
11.4%
10.5%
6.9%
2.3%
1.7%
威嚇1.4%
1.0%
0.9%
0.6%
0.6%
0.5%
0.5%
0.5%
滑稽0.5%
0.2%
0.2%
0.2%
小門0.2%
0.2%
親爺0.2%
0.2%
0.2%
0.1%
威赫0.1%
0.1%
0.1%
0.1%
親父0.1%
0.1%
威迫0.1%
小戸0.1%
0.1%
恐喝0.1%
0.1%
0.1%
脅威0.1%
輕蔑0.1%
道化0.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
勿論、兇器は離さない。の足がつて、ともすれば局の袴にかうとするは、燃立躑躅の花のに、が狂ふやうである。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
父はもう片足の下駄を手に取っていた。そしてそれで母を撲りつけた。その上、母の胸倉んで、崖下き落すと母をかした。
江戸の侍の機嫌を損じると店の商売にかかわるばかりか、どんなめを受けるかも知れぬぞと、彼女は主人からされて来たのである。
鳥辺山心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
「おせっかいだっちゃありゃしない」荒木夫人は、しつけるようにいったけれど、あなたは、めげずにめつけて、声を張りあげ
少年・春 (新字新仮名) / 竹久夢二(著)
はっと思うたが及ばない、見れば猪口は一つって下の靴脱の石の上に打付って、大片は三ツ四ツ小片のは無数にけてしまった。
太郎坊 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
まったくインデアンは半分っているようでした。第一かけるにしても足のふみようがもっと経済もとれ本気にもなれそうでした。
銀河鉄道の夜 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「はあ。社長は決して動じないとお答えになったばかりか、かしても宜い、決して大変と言わないと仰有ったのでございます」
ガラマサどん (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
するとろいたことは学校帰りの子供らが五十人も集って一列になって歩調をそろへてその杉の木の間を行進してゐるのでした。
虔十公園林 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
威嚇したり、したりして、どうにかして彼女の機嫌を直し氣を變へさせようと焦りながらも、鞄を肩に掛け、草履袋を提げ
崖の下 (旧字旧仮名) / 嘉村礒多(著)
海岸からはだいぶ道程のある山手だけれども水は存外悪かった。手拭って金盥の底を見ていると、たちまち砂のようなんだ。
彼岸過迄 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
黄金作りの武田前立打ったる兜をいただき、黒糸に緋を打ちまぜてした鎧を着、紺地の母衣に金にて経文を書いたのを負い、鹿毛の馬にり采配を振って激励したが
川中島合戦 (新字新仮名) / 菊池寛(著)
……ついさんにつて、ると、十圓かすより九九九が、音〆……はぎる……耳觸りがかで安易い。
九九九会小記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
そのとき車夫はいっせいに吶喊して馬をろかせり。馬はえて躍り狂いぬ。車はこれがために傾斜して、まさに乗り合いを振り落とさんとせり。
義血侠血 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今日は高知から、何とかりをしに、わざわざここまで多人数乗り込んで来ているのだから、是非見物しろ、めったに見られないだというんだ
坊っちゃん (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
何かにされたやうな気がしたのである。「女房は俺の不甲斐なさを切りに嘆いてゐる。あいつは此頃になつて漸く俺と結婚したことをほんとうに後悔し始めたらしい。」
素書 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
と、ここで私はけた調子で口をんだ。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)
度にきやつきやと笑ふので小犬等も食卓をす一つに成つて居る。楽天的な滑稽けた家庭だ。が純巴里人の性格の一種を示して居るのであらう。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
む者あり又顏色ろにして恐ろしなる者も心はに竹をたる如き善人あり或ひは言葉を巧みに人を罪に落とすもあり又十分の理を持ながら訥辯の爲に言伏られて無實るもあり其善惡
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「そうが。ほんでは、も辛抱して、あ出世してるまで、ほんの少しでも、自分の土地だっちもの買って置くがんな。」
土竜 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
首と衣を手に入れた山賊は、暫くその二品資手に、木曾街道の旅人をしていたが、間もなく諏訪の近くへって首の由来を聞いた。山賊は青くなった。
轆轤首 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
筑紫日向小門のアハギにおいでになつてをなさいました。
なに、あいつらはそんなことにっかする人間ではございません。
大菩薩峠:08 白根山の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「おい、親爺、ゴム!」
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
あの桃いろのスカアトを跳ね跳ねして、まるで乳房の張った馴鹿のようにっているのは。
フレップ・トリップ (新字新仮名) / 北原白秋(著)
「さあ、ないがけあな。いやうだけあな。」
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
手足はせのぼりゆくけ人形のひとおどり。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
雪のふるに、けしは
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
お園を威赫かす材料にと、鹿子を欺き、助三に、与へるものと偽つて、取出したるものぞとは、神ならぬ身の、お園は知らず。
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
... 殺すと威赫させたら、お園が退かふといふのかえ』『もし奥様、お声が高うござりまする。お竹もどふやら帰つた様子。ここ四五日に埓明けずば、こちらが先に破れませう』
したゆく水 (新字旧仮名) / 清水紫琴(著)
町幅のだだっ広い、単調で粗雑な長い大通りは、どこを見向いても陰鬱に闃寂していたが、その癖寒い冬の夕暮のあわただしい物音が、れた町の底にんでいた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
お島は傍へ寄って来る小野田の手に、みつくようにして、んだ目を見据えていた。
あらくれ (新字新仮名) / 徳田秋声(著)
ただいたずらに政府の威光を張り人をして人の自由を妨げんとする卑怯なる仕方にて、実なき虚威というものなり。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
かかる愚民を支配するにはとても道理をもってすべき方便なければ、ただ威をもってすのみ。西洋のに「愚民の上にき政府あり」とはこのことなり。
学問のすすめ (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この頭の上をり廻る裸形のダンサー……ああ、とても罪なことに、その中には○○も○○もあらゆる階級の人が
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
何んにも知らずにっているのです……に放心したような月日を送っていた景岡秀三郎も、興味的にのみ眺め暮していたのが、いつとはなく観察的にそれ等を見るようになったのでした。
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
「こんだ親父抱いて寝てやるど」——漁夫がベラベラ笑った。
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
「さ、親父のどこさ来い」
蟹工船 (新字新仮名) / 小林多喜二(著)
この男は少し変りもので、横着もので、随分人をひやかすような口ぶりをする奴ですから、『殴るぞ』と尺八を構えてす真似をしますと、彼奴急に真面目になりまして
女難 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
万頃の豊田眼路はるかにして児孫万代を養ふに足る可く、室見川の清流又杯をぶるにへたり。衵浜小戸の旧蹟、芥屋の松原の名勝を按配して、しかも黒田五十五万石の城下に遠からず。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
『今昔物語集』巻五第二十一語に天竺の山に狐と虎住み、その狐虎の威を仮りて諸獣をす、虎行きて狐を責め狐恐れて逃ぐるほどに井に落ちたとありて
お勢はこの事を不平に思ッて、或は口を聞かぬと云い、或は絶交すると云ッて、恐喝してみたが、昇は一向平気なもの、なかなかそんな甘手ではいかん。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
と、言葉尻が泣声で切れて、ひょいとねるように両袖で顔を隠した。何だかけたように見えつつも、私はひしと胸を打たれる。
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
朝鮮しの金モール燦然たる飴売り服や、四角八面のフロックコートを一着に及んで、左様然らばの勲何等を吹かせるのが、どう考えても吾輩の性に合わなかったんだね。
爆弾太平記 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
亜米利加の町にはギャングとかガメンとかいう奴がどこにでも居て昼日中でも強盗や人浚いをやらかす。気の弱い奴と見たらピストルで脅威かして大盗賊や密輸入の手先にしちまうから気を附けろ。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
打たれて擲かれて輕蔑されて、はては道ゆく車の輪にかけられて、今一歩の違ひにては一生の不具にもなるべき負傷の揚句、あはれか愛やと救ひあげられし大恩の主樣とても浮世はおなじ秋風に
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
可憫そうなチャンチャン坊主は、故意に道化けて見物の投げた豆を拾い、猿芝居のように食ったりした。それがまた可笑しく、一層チャンチャン坊主のれを増し、見物人をばせた。