“舞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
69.3%
まい13.4%
まひ9.9%
2.0%
まわ1.0%
おど0.5%
のぼ0.5%
ばひ0.5%
0.5%
まは0.5%
0.5%
0.5%
マイ0.5%
マヒ0.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しばらくすると、毛蟲けむしが、こと/″\眞白まつしろてふになつて、えだにも、にも、ふたゝ花片はなびららしてつてみだるゝ。幾千いくせんともかずらない。
春着 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
といって、何遍なんべん何遍なんべん藤太とうだにおれいをいいました。そしてたくさんごちそうをして、おんなたちにうたうたわせたりまいわせたりしました。
田原藤太 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
また「絵馬」の「女体」では、神舞を急の位でシテの女神が舞ひ、神楽かぐらをツレの天女が舞ひ、きふまひをツレの力神が舞ふことになつたり
演出 (新字旧仮名) / 野上豊一郎(著)
地の上にうてきて、おちる、すぐにその一つ一つが白い紙になって、その紙には子供たちのなによりよろこぶ子供のお唄が書いてあるので
まざあ・ぐうす (新字新仮名) / 作者不詳(著)
すでに一年四、五十円の入費で存置を認可しおるに、郡村の小吏ら今に明治三十九年の勅命のみを振りまわし、その後の訓示、内達等を一切知らぬまねして
神社合祀に関する意見 (新字新仮名) / 南方熊楠(著)
この頭の上をおどり廻る裸形のダンサー……ああ、とても罪なことに、その中には○○も○○もあらゆる階級の人が
足の裏 (新字新仮名) / 蘭郁二郎(著)
(前略)……彼の歓喜限り無くさながら蚊竜時に会うて天に向かつてのぼるが如く多年羨み望みたる所の家財調度を買求め、家の隣の空地を贖ひ、多くの工匠を召し集めて、数奇を凝らせる館を築けば
高島異誌 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
まるでほんとの剣ばひの風だ
詩ノート (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
在英中土宜法竜僧正から『曼荼羅私鈔』を受け読みかじると、塔中たっちゅう三十七尊を記せる内、阿閦あしゅく、宝生、無量寿、不空成就ふくうじょうじゅの四仏がまんの四菩薩を流出して大日如来を供養し(内四供養うちのしくよう
姦吏法をまはし、猾民令を欺く時代には、韓非の書も済世の用をなす。諸葛亮が蜀の後主に勧めてこれを読ましめた所以である。偏補の俗習盛んに行はるれば、従正つひに廃すべからずと云ふのである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そん内、ふらつとあ戻つてくるけん……。
牛山ホテル(五場) (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「ア。もうってる」
宮本武蔵:07 二天の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
マイレンヲ隔テテ目送スレバ
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
其てきすとこそ、数多い曾我物語の諸本であり、又外に最有力な女舞大夫ヲンナマヒタイフ等——幸若カウワカの女舞——の練りに練つた「マヒホン」があつた。此は曾我物語の異本のことで、最人望の深かつたものであつた。
芸能民習 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)