“鹿踊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しかをど33.3%
ししをど33.3%
しゝおど33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見ると小屋の入口のがあいて二人の黒い人かげがこっちへ入って来てゐるではないか。税務署長はちょっと鹿踊ししをどりのやうな足つきをしたがとっさにふっとアセチレンの火を消した。
税務署長の冒険 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)
わたくしがつかれてそこにねむりますと、ざあざあいてゐたかぜが、だんだんひとのことばにきこえ、やがてそれは、いま北上きたかみやまはうや、野原のはらおこなはれてゐた鹿踊しゝおどりの、ほんたうの精神せいしんかたりました。
鹿踊りのはじまり (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)