“高足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうそく72.7%
たかあし18.2%
タカアシ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十郎左衛門はさすがに吉岡の高足こうそくだけに、武蔵が逃げると見せて振り返りざま払った刀は、確かに交わし得ていたのである。
宮本武蔵:05 風の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おもはずわらつたが、これはわからなかつた。やつこはけろりとして、つめたいか、日和下駄ひよりげたをかた/\と高足たかあし踏鳴ふみならす。
魔法罎 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
正しくは一足でせうが、何処でも高足タカアシといふ様です。唯の一本の高足が、竹馬になつて珍しくなくなつてから、一足を高足と専ら言ひ慣らしたのでせう。
春日若宮御祭の研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)