“足高膳”の読み方と例文
読み方割合
あしたかぜん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小波は、改まった会釈えしゃくをしてひきさがって行ったが、間もなく、爪はずれよく足高膳あしたかぜんに錫のちろりをのせて持ちだし、つづいて、広蓋ひろぶたに小鉢やら丼やら、かずかずと運んで来て膳の上にならべる。
顎十郎捕物帳:16 菊香水 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)