顎十郎捕物帳あごじゅうろうとりものちょう16 菊香水16 きくこうすい
恍けた手紙 「……手紙のおもむき、いかにも承知。……申し越されたように、この手紙の余白に、その旨を書きつけておいたから、これを御主人に差しあげてくれ」 「それで、御口上は?」 若いくせに、いやに皺の多い古生姜のようなひねこびた顔で、少々ウン …
作品に特徴的な語句
すが しゃ 竹箆しっぺ しめ 上下かみしも 好尚このみ ふる 揚屋あがりや 水脈みお 淡月たんげつ 潜戸くぐり おだ えん 饗応もてなし 三進さっち 上方かみがた 下司げす 二進にっち 人体にんてい 仕草しぐさ ほか 会釈えしゃく 伽羅きゃら 出来しゅったい とき 削切けずりき 前栽せんざい 前盛まえもり 匂油においあぶら 匂袋においぶくろ 博多はかた 口説くど 向床むかいどこ 埋火うずみび 声色こわいろ 外様とざま 大仰おおぎょう 奥床おくゆか 委細いさい 婀娜あだ 存分ぞんぶん くつろ 小丼こどんぶり 小波さざなみ 年貢ねんぐ 広蓋ひろぶた 御意ぎょい 微塵みじん こた 思召おぼしめ とぼ 恐悚きょうしょう 慇懃いんぎん 所以ゆえん つま 文筥ふばこ 望外ぼうがい 朦朧もうろう 札差ふださし 板場いたば 柿葺こけらぶき 権高けんだか 横柄おうへい 橋善はしぜん けやき 款待かんたい 殊勝しゅしょう 沈考ちんこう ぬま うす 淡味うすあじ 灯影ほかげ 烏賊いか 煉香ねりこう 独活うど さる 獅噛しが 甘煮うまに かゆ 白檀びゃくだん 神明しんめい 神楽かぐら 福徳ふくとく 築山つきやま から しゃく 美禄びろく 美肴びこう 胴乱どうらん 能登のと 脇息きょうそく
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