“埋火”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
うずみび63.0%
うもれび22.2%
うづみび14.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
東風こち すみれ ちょう あぶ 蜂 孑孑ぼうふら 蝸牛かたつむり 水馬みずすまし 豉虫まいまいむし 蜘子くものこ のみ  撫子なでしこ 扇 燈籠とうろう 草花 火鉢 炬燵こたつ 足袋たび 冬のはえ 埋火うずみび
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)
「旦那樣が立たれた後へ、何心なく入つて參りますと、檜木樣は煙草盆を引寄せて、埋火うもれびを掘り返してお出でになりました」
埋火うづみびをかき起して炉辺ろへん再びにぎはしく、少婦は我と車夫との為に新飯をかしぎ、老婆は寝衣しんいのまゝに我が傍にありて、一枚の渋団扇しぶうちはに清風をあほりつゝ、我が七年の浮沈を問へり。
三日幻境 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)