“虻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あぶ97.5%
あむ0.8%
にじ0.8%
アブ0.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
窓を開けて仰ぐと、溪の空はの光点が忙しく飛び交っている。白く輝いた蜘蛛の糸が弓形に膨らんで幾条も幾条も流れてゆく。
冬の蠅 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
すなはち阿岐豆野にいでまして、御獵したまふ時に、天皇、御呉床にましましき。ここに、御腕ひけるを、すなはち蜻蛉來て、そのひて、びき。
洗練された近代フランス人の「憂鬱な朗らかさ」が、大気のように軽く、のように鮮麗に、そして夢のように果敢なく動くのである。
楽聖物語 (新字新仮名) / 野村胡堂野村あらえびす(著)
昼の中多く出たは、んでしまつたが、蚊は仲秋になると、益々あばれ出して来る。日中の興奮で、皆は正体もなく寝た。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)