“仔馬”の読み方と例文
読み方割合
こうま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そう言えば、かささぎは、弾機ばね仕掛けのような飛び方をして逃げて行く。七面鳥は生垣のなかに隠れ、初々ういういしい仔馬こうまかしわ木蔭こかげに身を寄せる。
博物誌 (新字新仮名) / ジュール・ルナール(著)
私の父は歓迎の意志表示でせうか、口汚く山羊やぎや豚を追ひ立てて、そのかはりうまやから自慢の仔馬こうまを引き出して先生に見せました。
亜剌比亜人エルアフイ (新字旧仮名) / 犬養健(著)
「いいとも。お前たちはみんなぼく大佐たいさにする。ぼくんだら、きっとかけて来ておくれ」といいました。仔馬こうまよろこんではねあがりました。
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)