“清明”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せいめい50.0%
さや20.8%
さやけ12.5%
まさや8.3%
あか4.2%
あきら4.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一太陽年を太陽の黄経こうけいに従って二十四等分し、その各等分点を、立春、雨水、啓蟄けいちつ、春分、清明せいめい……という風に名づけたのである。
立春の卵 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
常無きはいよよ清明さやけしさらさらに冬の淡水まみづもながれ來にけり
白南風 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
清明さやけかるけだし稀なりがためと草のいきれを汗してあるけり
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
清明まさやけき、ひとしほに和御魂にぎみたま
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
「我が心清明あかければ我が生める子手弱女たわやめを得つ。これに因りて言はば、おのづから我勝ちぬ」といひて、勝さびに天照らす大御神の營田みつくた離ち、その溝
渡津海わたつみ豊旗雲とよはたぐも入日いりひさし今夜こよひ月夜つくよ清明あきらけくこそ 〔巻一・一五〕 天智天皇
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)