“今夜”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こんや80.6%
こよい7.6%
こよひ6.3%
こんにや2.8%
こんばん0.7%
このよひ0.7%
こんど0.7%
こんにゃ0.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ここから、へ、へとんでゆけば、その地方られるようながする。ゆくなら今夜にでも、すぐにとうではないか。」
がん (新字新仮名) / 小川未明(著)
「ええ、さて各自には、すでに御本望をお遂げなされたのでありまするか。それとも、また今夜にも吉良邸へお討入りに相成りますかな。」
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
今夜は満願とてかの橋にもいたり殊更につとめて回向をなし鉦うちならして念仏しけるに、皎々たる月遽然りて朦朧たり。
『ホホヽヽ。』と又笑つて、『先生樣ア、お前樣、狐踊踊るづア、今夜と一緒に踊らねえすか? 今夜から盆だす。』
赤痢 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
ひどい暴風雨でございますこと。旦那様がいらッしゃいませんと、ねエ奥様、今夜なんざとても目が合いませんよ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
然るに巻十(一九五二)に、「今夜のおぼつかなきに霍公鳥鳴くなる声の音の遙けさ」
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
今夜帰つて来たのは、妻の父が死んだので、それで国に置いた妻子に逢つたり何かするために帰つて来たのだが、その江界からは、国のH市まで半月の月日を要するのであつた。
初冬の記事 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
「うん。砂糖入れで、すぐに今夜さ詰めでしむべぢゃ。そして落しの中さ置ぐべすさ。瓶、去年なのな、あったたぢゃな。」
葡萄水 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)