“こんばん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
今晩97.1%
今夜2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
なんとも、ありがたうぞんじます——けて今晩こんばん御苦勞樣ごくらうさまです……のち御加勢ごかせいにまゐります。」おなじくみなみどなりへらせにおいでの
十六夜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
指折ゆびをかゞめて勘定かんじようして、今晩こんばんは、よるまをせば、九晩こゝのばんひるまをせば、十日とをか經過けいかいたしましたことよ。かういふおこたへをしたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
ひどい暴風雨しけでございますこと。旦那だんな様がいらッしゃいませんと、ねエ奥様、今夜こんばんなんざとても目が合いませんよ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
「でも今夜こんばんはお泊まり遊ばすンでございましょう?」
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)