“存”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
ぞん44.1%
そん17.5%
ながら9.8%
ぞんじ7.7%
なが5.6%
のこ5.6%
4.9%
ゾン1.4%
おわ0.7%
そんじ0.7%
(他:3)2.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“存”を含む作品のジャンル比率
芸術・美術 > 演劇 > 大衆演芸46.8%
文学 > 日本文学 > 小説 物語2.5%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)1.5%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
「へいへい。ありがとうぞんじます。どんなことでもいたします。少しとうもろこしをぬすんでまいりましょうか」
貝の火 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
交際つきあつてはぞんほかやさしいところがあつておんなながらもはなれともない心持こゝろもちがする
にごりえ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
しかし今知っているかぎりを言えば、馬印揃や紋尽は寛永かんえい中からあったが、当時のものは今そんじていない。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
白痴ばかはおなじところなほかたちそんしてる、海月くらげにあたらねばけぬとえる。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
洗濯婆せんだくばあさんだつて六十迄もながらへてゐるうちには大英百科全書にもないやうな智識もたに相違ない。
一昨年をととしの秋物思ふ積りやありけん、心自から弱りて、ながらへかねし身の苦悩くるしみを、御神みかみめぐみに助けられて
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
今より思ひ𢌞らし候へば、そは君が世に棄てられたるアヌンチヤタを棄て給はぬ唯一の恩人にましませばならんとぞんじ※。
かく感ずる者和歌社会には無之これなしぞんじ候えど歌人ならぬ人は大方おおかたかようの感を抱き候やに承り候。
歌よみに与ふる書 (新字新仮名) / 正岡子規(著)
お嬢様には、生きながらえて遊ばさなければならぬ御仕事がある筈、私は御同宗の方々と焼かれて、重い罪を償います
十字架観音 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
見つかってしまえばそのものの云いなりになるより他に彼らの生きながらえる途はない。
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
世は彼等の名ののこるをゆるさず、慈悲も正義も彼等を輕んず、我等また彼等のことをかたるをやめん、汝たゞ見て過ぎよ 四九—五一
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
ユトランドの荒地は今やこの強梗きょうこうなる樹木をさえ養うに足るの養分をのこしませんでした。
ゆうべも稲ちゃんとそんな話になり、ロマンとこの頃、長篇小説という字にルビつけている、そういうロマンしかり得ない。
客観的には時間の不足が原因であるのに、気分の満たされないものが、何か互の気持の内にるように感じられたりするのではないでしょうか。
ケサ、六時ロクジ林房雄氏ハヤシフサオシ一文イチブンンデ、ワタシカカナケレバナルマイトゾンジマシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
多少タショウ悲痛ヒツウト、決断ケツダン、カノ小論ショウロン行間ギョウカンアラナガレテ清潔セイケツゾンジマシタ。
創生記 (新字新仮名) / 太宰治(著)
「今宵七夕たなばたまつりに敢えて宣言、私こそ神である。九天たかくおわします神は、来る日も来る日も昼寝のみ、まったくの怠慢。私いちど、しのび足、かれの寝所に滑り込んで神の冠、そっとこの大頭おおあたまへ載せてみたことさえございます。神罰なんぞ恐れんや。はっはっは。いっそ、その罰、拝見したいものではある!」予期の喝采
二十世紀旗手 (新字新仮名) / 太宰治(著)
かくうちには出来可申か。高滝子たかたきし金輪こんりんへ参候由、総介とは誰か。唯介にてはなきか。梧堂と一つになり候半さふらはむと存候。桜花腊あうくわせきは性をそんじ、色もあしからず候。わたくしがすれば花はかれて色あしくなり候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
へい/\有難ありがたぞうじます、何卒どうぞ頂戴致ちやうだいいたしたいもので。
士族の商法 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
常ニ抱柱ホウチュウノ信ヲソン
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
最初の語り手から受けついだ形が転じて、生きナガラへた人の目撃談、とりも直さず、其神に仕へる巫覡が伝宣する姿に移して考へる様になつたのだ。