“飛出”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とびだ86.8%
とびで5.7%
とびいだ3.8%
とびい1.9%
とびいづ1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その鞭にあきたらずして塾の外に飛出した者はその行動の自由であることを喜ぶであろうが、その喜びはくのことであろうと思う。
俳句への道 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
四入青梅の小さい紋の付きました羽織を着て、茶献上の帯を締め、ずか/\と飛出て来て、三橋の角で出会いました。
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
さず咽喉突貫さんとしけれども手先ひてより口まで斬付たり源八ながら顏を見ればおなりしにぞ南無三と蹴倒して其所飛出七と
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
予はひやりとして立停まりぬ。ありて犬は奥より駈来り、予が立てる前を閃過して藪の飛出だせり。
妖怪年代記 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)
片腕あらはに高くさしのべ力にまかせて葡萄の総を引けば、棚おそろしくゆれ動きて、あまた飛出る葉越しの秋の空、薄く曇りたれば早やたそがるるかと思はれき。
葡萄棚 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)