“飛込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とびこ82.4%
とびこみ5.9%
とびこむ5.9%
とびこん3.9%
とびこも2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四谷(よつや)の通(とほ)りへ食料(しよくれう)を探(さが)しに出(で)て、煮染屋(にしめや)を見(み)つけて、崩(くづ)れた瓦(かはら)、壁泥(かべどろ)の堆(うづたか)いのを踏(ふ)んで飛込(とびこ)んだが、心(こゝろ)あての昆布(こぶ)の佃煮(つくだに)は影(かげ)もない。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
私もそれを眺めていたわけである、やがて印半纏(しるしばんてん)を着た男が何かガンガンとたたいて、さアこれより海女の飛込(とびこみ)と号令した、すると穢(きたな)い女が二
楢重雑筆 (新字新仮名) / 小出楢重(著)
御当人は仕方がないとしても社会の人がそれを読んでその不平や悲みに伝染するから困る。伝染の極端が華厳(けごん)の滝(たき)へ飛込(とびこむ)という事になるからいよいよ困る。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
仮初(かりそめ)にも人に疵(きず)を付ける了簡(りょうけん)はないから、唯(ただ)一生懸命に駈(か)けて、堂島五丁目の奥平(おくだいら)の倉屋敷に飛込(とびこん)でホット呼吸(いき)をした事がある。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
其の友さんとかは寿命が尽きたから流れて仕舞ったのだに、それをお前さんが義理を立って又飛込(とびこも)うと云うのは誠に心得違いだ
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)