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佃煮
ふりがな文庫
“佃煮”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
つくだに
97.2%
ツクダニ
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つくだに
(逆引き)
四谷
(
よつや
)
の
通
(
とほ
)
りへ
食料
(
しよくれう
)
を
探
(
さが
)
しに
出
(
で
)
て、
煮染屋
(
にしめや
)
を
見
(
み
)
つけて、
崩
(
くづ
)
れた
瓦
(
かはら
)
、
壁泥
(
かべどろ
)
の
堆
(
うづたか
)
いのを
踏
(
ふ
)
んで
飛込
(
とびこ
)
んだが、
心
(
こゝろ
)
あての
昆布
(
こぶ
)
の
佃煮
(
つくだに
)
は
影
(
かげ
)
もない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
盆の上にはなにかの
佃煮
(
つくだに
)
と漬物の皿、それに椀の蓋くらいある盃がのせてあり、喜兵衛が頷くのを見てから、家僕は去っていった。
霜柱
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
佃煮(つくだに)の例文をもっと
(35作品)
見る
ツクダニ
(逆引き)
「朝 ヌク飯三ワン
佃煮
(
ツクダニ
)
梅干
(
ウメボシ
)
牛乳一合ココア入リ 菓子パン 塩センベイ……」
備忘録
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
佃煮(ツクダニ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“佃煮”の解説
佃煮(つくだに)は、醤油と砂糖で甘辛く煮付けた日本の食べ物である。由来としては、小魚を塩辛く煮込んで保存食とし、余ったものを「佃煮」として売り出したのが始まりとされている。佃煮にされるのはワカサギやイカナゴのような小魚、アサリなどの貝類、昆布等の海藻類が用いられた。シソやゴマなどを加えることもある。牛肉の佃煮も存在し、ご飯と一緒に食べると美味とされる。
長野県伊那谷や群馬県のような内陸部で海産物が取れない地域で、イナゴ等の昆虫類を煮染めた佃煮が食された。
(出典:Wikipedia)
佃
漢検準1級
部首:⼈
7画
煮
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“佃煮”で始まる語句
佃煮屋
検索の候補
佃煮屋
海苔佃煮
“佃煮”のふりがなが多い著者
壺井栄
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谷譲次
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長谷川時雨
徳田秋声
高村光太郎
泉鏡太郎