“食料”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しよくれう47.1%
しょくりょう29.4%
しよくりよう11.8%
くいしろ5.9%
くひもの5.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
井戸は小屋をかけかはやは雪中其物をになはしむべきそなへをなす。雪中には一てん野菜やさいもなければ家内かない人数にんずにしたがひて、雪中の食料しよくれうたくはふ。
「おやおや、おまえの親方は二日分の食料しょくりょうぐらいははらえるかもしれんが、二か月などはとてもとてもだ。そりやあまるでべつな話だよ」
それからして石器時代せつきじだい人間にんげんかひさかなほかに、おもゐのしゝだとか鹿しかだとかをりして食料しよくりようにしてゐたことがられます。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
大根、かぶら、それらの野菜が、二人の平素の食料くいしろであった。そういう貧しい中にあっても、お霜は決して鳰鳥におどりを——しかし彼女はその頃は鳰鳥と呼ばれてはいなかった。彼女は千曲ちくまと呼ばれていた。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
食料くひものしがるなんちごふつくばりもねえもんぢやねえか、本當ほんたうばちつたかりだから、らだらかしちやかねえ、いやまつたくだよ
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)