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千曲
ふりがな文庫
“千曲”の読み方と例文
読み方
割合
ちくま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちくま
(逆引き)
川中島の
洲
(
す
)
を
繞
(
めぐ
)
る疎林や、丘の草にも、
仄
(
ほの
)
かな緑が
萠
(
も
)
え出して、信濃の春は、
雪解
(
ゆきげ
)
を流す
千曲
(
ちくま
)
川の早瀬のように、いっさんに訪れて来た。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
久しぶりの
千曲
(
ちくま
)
川はその林のはづれの崖の眞下に相も變らず青く湛へて流れてゐた。川上にも川下にも眞白な瀬を立てながら。
みなかみ紀行
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
千曲
(
ちくま
)
川へ飛びこみ、
箭
(
や
)
のようにその流れを泳ぎ渡って、小牧山を乗り越え、それから須川の池へ身を隠してしまった。
赤い牛
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
千曲(ちくま)の例文をもっと
(12作品)
見る
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
曲
常用漢字
小3
部首:⽈
6画
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