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萠
ふりがな文庫
“萠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
も
60.0%
きざ
31.4%
きざし
5.7%
き
2.9%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
も
(逆引き)
川中島の
洲
(
す
)
を
繞
(
めぐ
)
る疎林や、丘の草にも、
仄
(
ほの
)
かな緑が
萠
(
も
)
え出して、信濃の春は、
雪解
(
ゆきげ
)
を流す
千曲
(
ちくま
)
川の早瀬のように、いっさんに訪れて来た。
山浦清麿
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
萠(も)の例文をもっと
(21作品)
見る
きざ
(逆引き)
それが、数年来
萠
(
きざ
)
していた彼の厭世的人生観をいよいよ実際的なものにし、彼の病苦と相俟って自殺の時期を早めたものらしい。
芥川の事ども
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
萠(きざ)の例文をもっと
(11作品)
見る
きざし
(逆引き)
それが
月日
(
つきひ
)
を
経
(
ふ
)
るに従い、黄身は黄身、白身は白身と分かれ、さらに進んでは頭もでき、手も足もそなわり、一つの
雛
(
ひな
)
に
化
(
か
)
するように、きわめて幼少の折から自然的に各分業的の
萠
(
きざし
)
あるものである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
萠(きざし)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
き
(逆引き)
其頬
(
そのほゝ
)
の
紅色
(
べにいろ
)
や、
瘠方
(
やせかた
)
で
察
(
さつ
)
するに
彼
(
かれ
)
にはもう
肺病
(
はいびやう
)
の
初期
(
しよき
)
が
萠
(
き
)
ざしてゐるのであらう。
六号室
(旧字旧仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
萠(き)の例文をもっと
(1作品)
見る
萠
漢検準1級
部首:⾋
11画
“萠”を含む語句
下萠
留萠
萠黄
萠芽
萠黄色
若萠
萠葱
萠黄縅
薄萠黄
幌萠
萠出
萠芽期
萠黄唐草
萠黄緞子
萠黄股引
萠黄金襴
“萠”のふりがなが多い著者
三島霜川
水野仙子
新渡戸稲造
野口雨情
アントン・チェーホフ
林不忘
山本周五郎
有島武郎
国枝史郎
吉川英治