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萠黄
ふりがな文庫
“萠黄”の読み方と例文
読み方
割合
もえぎ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もえぎ
(逆引き)
大三郎は組中でも評判の美少年で、黒の
肩衣
(
かたぎぬ
)
に
萠黄
(
もえぎ
)
の袴という継𧘕𧘔を着けた彼の前髪姿は、芝居でみる忠臣蔵の
力弥
(
りきや
)
のように美しかった。
半七捕物帳:11 朝顔屋敷
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
廻禮の
麻裃
(
あさがみしも
)
や、供の
萠黄
(
もえぎ
)
の風呂敷が、チラリホラリと通るだけ、兩側の店も全く締めて、松飾りだけが、青々と町の風情を添へて居ります。
銭形平次捕物控:071 平次屠蘇機嫌
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
一同出立には及びたり其
行列
(
ぎやうれつ
)
には第一番の
油箪
(
ゆたん
)
掛
(
かけ
)
し長持十三
棹
(
さを
)
何れも
宰領
(
さいりやう
)
二人づつ
附添
(
つきそひ
)
その跡より
萠黄
(
もえぎ
)
純子
(
どんす
)
の油箪白く
葵
(
あふひ
)
の御
紋
(
もん
)
を染出せしを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
萠黄(もえぎ)の例文をもっと
(14作品)
見る
萠
漢検準1級
部首:⾋
11画
黄
常用漢字
小2
部首:⿈
11画
“萠黄”で始まる語句
萠黄縅
萠黄色
萠黄金襴
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薄萠黄
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“萠黄”のふりがなが多い著者
作者不詳
北原白秋
林不忘
長塚節
泉鏡太郎
野村胡堂
江戸川乱歩
国枝史郎
泉鏡花
岡本綺堂