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紋
ふりがな文庫
“紋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
もん
91.8%
あや
4.1%
しぼ
2.7%
すぢ
1.4%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もん
(逆引き)
肌を押し脱ぐと、背筋を眞ん中にして、左右へ三枚づつ、
眞田
(
さなだ
)
の
紋
(
もん
)
のやうに、六文錢の文身、これは何となく方がきいて居りました。
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
紋(もん)の例文をもっと
(50作品+)
見る
あや
(逆引き)
眼
(
め
)
をひらきてすかし見れば、其の
形
(
さま
)
異
(
こと
)
なる人の、
背
(
せ
)
高く
痩
(
や
)
せおとろへたるが、顔のかたち、着たる衣の
色
(
いろ
)
紋
(
あや
)
も見えで、こなたにむかひて立てるを、西行もとより
三七
道心
(
だうしん
)
の
法師
(
ほふし
)
なれば
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
紋(あや)の例文をもっと
(3作品)
見る
しぼ
(逆引き)
いつのまにここへ来たのか、
真岡
(
もうか
)
のゆかたの腕まくりをして、豆
紋
(
しぼ
)
りの手拭をギュッとわしづかみにした小さなチョビ安が、お美夜ちゃんと石金のすぐうしろの、用水桶のかげに立って
丹下左膳:03 日光の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
紋(しぼ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
すぢ
(逆引き)
拇指の
腸處
(
わたどころ
)
の細紋が見え、指の
木賊條
(
とくさすぢ
)
の縱の
纎
(
ほそ
)
いのが見え、漸く指頭の渦卷や流れ
紋
(
すぢ
)
の見ゆるに至るまで、次第次第に夜が明け放るゝに及び、やがて日がさし昇るに及ぶ
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
紋(すぢ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“紋”の意味
《名詞》
(モン)模様。
(モン)紋所。定紋。家紋。
(出典:Wiktionary)
紋
常用漢字
中学
部首:⽷
10画
“紋”を含む語句
斑紋
定紋
渦紋
蛇紋岩
御定紋
衣紋
紋付
紋附
波紋
紋様
指紋
衣紋坂
紋切形
五紋
葵紋
紋章
紋白蝶
倶梨伽羅紋々
紋羽二重
九紋龍
...
“紋”のふりがなが多い著者
下村湖人
泉鏡太郎
上司小剣
夏目漱石
蒲原有明
林不忘
江見水蔭
作者不詳
三遊亭円朝
泉鏡花