“倶梨伽羅紋々”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くりからもんもん60.0%
くりからもん/\40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いわゆる倶梨伽羅紋々くりからもんもんふうのものもあったが、そのほかにまたたとえば天狗てんぐの面やおかめの面やさいころや
蒸発皿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
今日残っている倶梨伽羅紋々くりからもんもんという言葉は、三代目中村歌右衛門が江戸に下って、両腕一パイに文身を描いて、倶梨伽羅太郎を演じてから起ったことだと言われております。
東兩國の栗唐くりから一座——それは妙な名前ですが、親方の竹松はやくざ者あがりで、身體一杯に汚して居るので倶梨伽羅紋々くりからもん/\から採つて、栗唐一座の名をつけたといふことです。
大模樣の文身ほりものの發達したのは、歌舞伎かぶき芝居や、浮世繪うきよゑの發達と一致したもので、今日殘つて居る倶梨伽羅紋々くりからもん/\といふ言葉は、三代目中村歌右衞門が江戸にくだつて、兩腕一パイに文身ほりものを描いて