“文身”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ほりもの52.6%
いれずみ36.8%
ほり5.3%
がまん2.6%
ぼり2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいはひお前の文身ほりものを洗ひ落すついでに、一皮いでやらうぢやないか、石原の利助を三助にするなんざア、お前に取つちや一代のほまれだ
見れば判るぜ。明白な青酸中毒なんだ。だが法水君、この奇妙な文身いれずみのような創紋はどうして作られたのだろうか? これこそ、奇を
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
長脇差を抜いたてまえにも、お粂を取巻いた、文身ほり庄の身内が、こう息まいて押しのけようとすると
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、後、先、そろって、大の男が、しかもからだ中、文身がまんを散らしているのが、一どきに、五間も飛び退いてしまう。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
伊兵衛はスジ文身ぼりのある二の腕をゴシゴシこすりながら
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)