“がまん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ガマン
語句割合
我慢83.8%
忍耐6.9%
辛抱3.5%
耐忍2.3%
堪忍1.7%
刺青0.6%
文身0.6%
我儘0.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もうじっとしてていられないような気持ちになりました。でも、しばらくじっと我慢していますと、また同じ子供の声がするのです。
神様の布団 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
ひは娘共仰向てゐる時分に、から無上壓迫けて、つい忍耐するけ、なく強者にしてのくるも彼奴乃至は……
すべてい物には、税がかゝるものだと信じてゐる大阪人は、それでも黙つて辛抱して、馬のやうに抜脚して、そのなかを歩き廻つてゐる。
吉里は小万に酌をさせて、一息に呑むことは飲んだが、酒が口一杯になッたのを、耐忍してやッと飲み込んだ。
今戸心中 (新字新仮名) / 広津柳浪(著)
一本気で我執のかなり強そうだったお須磨さんは、努力の人で、あのきる力は極端に激しく、生死のどっちかに片附けなければ堪忍できないに違いない。
松井須磨子 (新字新仮名) / 長谷川時雨(著)
時々刺青のたあやんと称する男が、五百個千個と電球を売りつけに来るのを安い値で買いとっていた。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
刺青のたあやんが窃盗罪で警察の手に捕えられ、その事件に関聯した故買の嫌疑であった。
(新字新仮名) / 織田作之助(著)
と、後、先、そろって、大の男が、しかもからだ中、文身を散らしているのが、一どきに、五間も飛び退いてしまう。
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
をしゃくったが、その顎の長さ——この寒気に、尻ッ切れ半纒一枚、二の腕から、胸から、太股一めん、青黒い渦のようなものが見えるのは、定めて雲竜の文身でもしているらしく
雪之丞変化 (新字新仮名) / 三上於菟吉(著)
馬鹿々々しいとつてはれほどの今日までつてるといふりますか、御前温順るから我儘がつのられたのであろ、いたでも
十三夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)