“癖”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
くせ88.6%
へき5.9%
ぐせ4.4%
ひが0.4%
ぺき0.4%
クセ0.4%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“癖”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語5.1%
文学 > 日本文学 > 小説 物語(児童)2.6%
文学 > 日本文学 > 詩歌0.8%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
それに數年來すうねんらいばんくせあさはゆつくりとしてるのがれいであつたので
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
そのくせ、こいつらは、噴火でくだけて、まっくろなけむりと一緒に、空へのぼった時は、みんな気絶していたのです。
気のいい火山弾 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
けだし女大学の記者は有名なる大先生なれども、一切万事支那流より割出して立論するが故に、男尊女卑のへきは免かる可らず。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
貧なればよく質素にあまんずといへども僅少きんしょうの利を得ればただちに浪費するへきある事なり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
実に、この日の敗戦が、魏軍にとって、ぐせのつき始まりとなった。以後、連戦連敗、どうしても朱桓の軍に勝てなかった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
老人のことばぐせとして、激すと、いかにも若輩じゃくはいを叱るようになる。けれど内蔵助は、その一句ごとにうなずいて、
新編忠臣蔵 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
卑劣いやしい根性を持つて、可厭いやひがんだやうなことばかり言ふものが、下等人種で無くて君、何だらう。下手に社会へ突出でしやばらうなんて、其様な思想かんがへを起すのは、第一大間違さ。獣皮かはいぢりでもして、神妙しんべうに引込んでるのが、丁度彼の先生なぞには適当して居るんだ。』
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)
更に、この御隠居には、妙な一ぺきがあって、微行しのびで、歩く時など、自分で自分の鼻をつまみ、少し反り身になったと思うと、
田崎草雲とその子 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
二首ながら、二つの生き物の、からだのクセを述べたり、愁訴する様を歌うたりして居るが、其内容から見ても、又表題の四字から察しても、此歌には当然、身ぶりが伴うて居たと考へてよい。