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卑劣
ふりがな文庫
“卑劣”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ひれつ
73.5%
けち
8.8%
きたな
5.9%
いや
2.9%
さも
2.9%
しみつたれ
2.9%
しれつ
2.9%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひれつ
(逆引き)
取出し夫見よ酒も肴も
幾許
(
いくら
)
でも出せ喰倒しをするやうな
卑劣
(
ひれつ
)
の武士と思ふか
茲
(
こゝ
)
な
盲目
(
めくら
)
めと云ながら百兩餘りもあらんと思はるゝ
胴卷
(
どうまき
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
卑劣(ひれつ)の例文をもっと
(25作品)
見る
けち
(逆引き)
もとより
此方
(
こち
)
で取るはずなれば
要
(
い
)
りもせぬ助太刀頼んで、一人の首を二人で切るような
卑劣
(
けち
)
なことをするにも当らないではありませぬか
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
卑劣(けち)の例文をもっと
(3作品)
見る
きたな
(逆引き)
仮令
(
たとへ
)
ば
木匠
(
こだくみ
)
の道は小なるにせよ其に一心の誠を委ね生命を懸けて、慾も
大概
(
あらまし
)
は忘れ
卑劣
(
きたな
)
き
念
(
おもひ
)
も起さず、唯只鑿をもつては能く
穿
(
ほ
)
らんことを思ひ
五重塔
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
卑劣(きたな)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
いや
(逆引き)
卑劣
(
いや
)
しい根性を持つて、
可厭
(
いや
)
に
癖
(
ひが
)
んだやうなことばかり言ふものが、下等人種で無くて君、何だらう。下手に社会へ
突出
(
でしやば
)
らうなんて、其様な
思想
(
かんがへ
)
を起すのは、第一大間違さ。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
卑劣(いや)の例文をもっと
(1作品)
見る
さも
(逆引き)
此ごろ名高き誰れ彼れの奧方の縁にすがりて、今の位置をば得たりと聞ゆるも多きに、これを
卑劣
(
さも
)
しきことゝ誹るは誹るものゝ心淺きにて、男一疋なにほどの疵かはつかん
花ごもり
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
卑劣(さも)の例文をもっと
(1作品)
見る
しみつたれ
(逆引き)
床などの張換へして鉋を磨いて
痩腹
(
やせばら
)
膨らかすやうな、意気地の無い、
卑劣
(
しみつたれ
)
な真似は、銀が眼の玉の黒いうちは、なんとしてやれぬといつた、いやだといつた。
もつれ糸
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
卑劣(しみつたれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
しれつ
(逆引き)
「内の文さんはグッと気位が立上ってお出でだから、そんな
卑劣
(
しれつ
)
な事ア出来ないッサ」
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
卑劣(しれつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
卑
常用漢字
中学
部首:⼗
9画
劣
常用漢字
中学
部首:⼒
6画
“卑劣”で始まる語句
卑劣漢
卑劣者
卑劣不愉快
検索の候補
卑劣漢
卑劣者
卑劣不愉快
卑小賤劣
“卑劣”のふりがなが多い著者
田中英光
押川春浪
下村湖人
上司小剣
木下尚江
清水紫琴
アントン・チェーホフ
二葉亭四迷
幸田露伴
作者不詳